白扇会書道展のお知らせ 平成27年 第55回 白扇書道会展開催される
平成27年度 第55回 白扇書道会展は8月11日(火)~16日(日)をもちまして終了致しました。
授賞式は健康上の理由で残念ながら出席できませんでしたが、27日(木)書道教室の折りに先生からトロフィー及び賞状そして先生からの を頂きました。
小さなトロフィーですが、この歳になって頂くトロフィーは大きな喜びでもございます。
会場の一部と先生の作品のご紹介と共に記念に収めたく存じます。
↑ 私の作品展示会場 師匠 市川蘭華先生の「西狭頌」
「西狭頌」(せいきょうしょう)について
漢の三大摩崖頌といわれておりますのは西狭頌(せいきょうしょう)、郙閣頌(ふかくしょう)、石門頌(せきもんしょう)です。
時代:漢隷の比較的末期のものです。(AD 171年)
場所:西狭頌は、甘粛省成県にあり、巌壁に刻した摩崖です。
特徴:自然の岩を磨いて書刻した摩崖碑であるためか、比較的荒削りで、雄大、敦厚、 飄逸な趣があり、曹全碑のように整いすぎていない。
書法:思い切って扁平な構えなっているのに注意します。
用筆は、紙に食い入るように力強く筆を押し進め、主要な横画の終わりでは、 一旦筆を止めて充分に鋒を開いてから右上にはねて、波法を作ります。
「白扇会賞」を頂く 「わが父よ」 先生から筆の
「わが父よ」の歌は日本遺族通信「九段短歌」に投稿開始から丁度10年目に100首になりました記念に、平成26年度NHK短歌大会に応募、入選しました歌ですが、
戦後70年を迎えました本年、父を偲びながら清書致しました。
おかげさまで「白扇会賞」を頂き、父への供養になりました事に大切な思い出となりました。
種谷扇舟先生書の感激の賞状 トロフィーに刻まれた文字
平成26年度出展作品は、空海の「風信帖」(国宝)の1通・3通 225文字を臨書して初めて「白扇会賞」をいただきました。
前半4時間、ちょっと一息入れてから後半4時間程に集中して書いた臨書作品 ↓ です。
今までの出展作品の中では一番練習に励み、何か賞を頂きたい!と、昨春は術後と言う厳しい情況に体力、気力を整えて練習に励みました。
結果、初めての「白扇会賞」に感激しました作品です。
私ごとに最後までご覧頂きまして有り難うございました。