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短歌雑誌 「輕雪」 隔月刊 鶴岡先生からの 
「輕雪」千葉歌会(洸の会)=「煌めく水の流れのように光り輝く歌を詠みましょう」は現在会員8名は編集発行人、鶴岡美代子先生 のご指導を頂いております。
平成31年2月度の「洸の会」は千葉県旭市かんぽの宿 「旭」 に会場を移して下記日程にて歌会を開催致しましたので記録とさせて頂きます。
日 程 平成31年2月26日(火)
~ 27日(水)
1泊2日
宿 泊 地 千葉県旭市かんぽの宿 「旭」
交 通 出発 :総武線銚子行 JR千葉駅 10:17 乗車 (乗車時間約1時間20分)
到着 :旭駅 11:49 → 送迎バス 12:20 乗車にて かんぽの宿 「旭」 へ
参 加 者 9名(先生を含む)
歌 会 14:00 ~ 16:00 (事前に2首提出作品について)
かんぽの宿 「旭」 のご紹介(HPより)
全室オーシャンビュー、九十九里浜の浪打ち際に建つ眺望抜群の宿!10Fに展望風呂(露天有)&1Fに7種のお風呂(露天有)
旭の海の幸満載の料理も充実。天気が良ければ客室から朝日も望めます。
千葉県旭市 かんぽの宿 「旭」 全景 千葉県 旭市 の位置
かんぽの宿 「旭」 到着 → 昼食 → 歌会 14:00 ~16:00
「歌 会」
先ず初めに、短歌の「独自性」・「普遍性」について名歌を鑑賞しました。
東海の小島の磯の白砂にわれ泣きぬれて蟹とたはむる 石川啄木の歌
この歌の重要なポイントに視線の動きがある。
「東海」という大きな空間を提示するところから始まって、小島→磯→白砂→われ、という順に空間が狭まっていく。
空間が急速に縮小している印象を受けるとしたら、啄木が、3句目までに3つの格助詞「の」を使って、空間の移動、視線の移動にスピード感を 生み出しているからです。(以上はHPより)
幾山河超えさり行かば寂しさの終てなむ国ぞ今日も旅ゆく 若山牧水の歌
「寂しさ」は人の世の悩ましさ、悲しさ、寂しさであってそうした寂しさの消えるような国を求めて、巡礼のような旅を続けているのです。
この歌はドイツの詩人カール・ブッセの詩「山のあなた」の影響を受けていると言われています。(以上はHPより)
上記2首の説明を頂きながら「独自性」・「普遍性」について学びました。
晩年に残る歌を詠んだ歌人として、上記歌人のお二人方の右に出る人はいないと思われますと。
故に「あらゆる人に通じるように、晩年に指示される歌が望ましい=基本である。
これらを踏まえて頑張ってまいりましょう。」とご指導を頂きました。
が一同、無理です!
次に会員8名の作品16首についてお互いに感想・意見を交換して、最後に先生のご指導を頂きました。
私を含め、多くの会員が選ばれました作品のご指導に学ばせて頂きました。
岩津さま作品より 真夜中の雪を見んと寄るガラス戸に雪降る中に吾の立ちをり
添 削 後 作 品 雪見んと寄る真夜中のガラス戸に雪降る中に立つ吾のをり
先生のご指導に一同なるほど!と頷きながら厳しい中にも楽しい歌会の時間を過ごしました。
「歌会」終了後、夕食までの自由時間は 展望室での
お部屋でのおしゃべりタイム等を楽しみました。
10階の展望室よりの眺め ホテルからの素晴らしい夕日
楽しかった懇親会
短歌歴の一番長い三浦様によります乾杯
美味しかった海の幸
以上、1日目の記録まで致しました。お休みなさい
2日目は後日とさせて頂きます。