独り居の充実ライフを求めて!

ご訪問を頂きまして有り難うございます

ペーパーアートと「書」の空間展 (ご紹介)

2015年01月25日 01時20分02秒 | 書道


        展示会場入り口の案内板

会場 ギャラリー古島 千葉市中央区春日2-25-1
   JR西千葉駅西口を線路沿いに稲毛方面へ徒歩2分

書:松本幸子・中川多嘉子・関口和子・杉山久子・吉原千嘉子・永井清廉

紙は平面です。
平らな紙が北岡謙輔先生(元千葉大学講師)の手によって造形され、見る人の心に語りかけてきます。
今回は書の愛好家6人が先生の作品を文字で書き表す試みです。
展示の監修は書家の竹中青琥先生(読売書法会理事)にお願いいたしました。 

北岡謙輔先生  略歴

1929年 東京生まれ
1956年 武蔵野美術学校(現・武蔵野美術大学)デザイン科卒業
1967年 株式会社博報堂退社、以後フリーのペーパーアーティストとして活躍
1988年 千葉大学教育学部美術科講師(10年間)

著書  「ペーパースカルプチャー」「紙の芸術」(日本文教出版)
     「面をつくる」(美術出版社)
     「紙の彫刻」  (マコー社)
    ※作品の制作方法は「紙の芸術」に記載されています。(以上はご案内状より)

画像 画像  画像
       葉隠れの筆                市場で見かけた女                     雁り

以上、平らな紙から造形されました素晴らしい3作品はご案内のはがきより頂きました。

会場の撮影許可を頂きましたのでご紹介させて頂きます。

                                   所狭しと飾られたペーパーアート右奥は芭蕉の像です


        拓本↑魏霊蔵薛法紹造像記 景明年間(500∼503)        竹中先生の「大日如来 梵字」
           (ぎれいぞう せつほうしょう ぞうぞうき)


     友情出品された友人の「楽器論」および「高野切三種」の臨書作品(ガラスケースに展示のため上手に撮れませんでした

写真の取り込みがようやく出来るようになりましたのに、トリミングの方法、写真を鮮明にする方法がわからずに立派な作品が不鮮明で申し訳ございません。
書道教室でご一緒の友人がこの度、妹様のサークルに友情出品されましたので素晴らしい展覧会を鑑賞させて頂きます機会に恵まれましたのでご紹介させて頂きました。

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第46回 千葉市民美術展作品提出完了

2015年01月22日 16時18分47秒 | 書道

2015年度市民展作品は、初めて仮名に挑戦しました。
題名は「良寛の歌」と題して、縦160cm×横45cmに良寛さんが詠まれた春の歌2首を清書しました。
余白の美しさを考えながら、行間、傾き、等々に注意して学びましたが、十分に表現が出来なかったように反省しております。
昨年から昨日まで約2ヶ月間、先生に叱咤激励を頂きながらご指導を頂き、本日22日(木)提出すべき1枚を選んで頂きました。
提出しました作品の入選を祈りながら良寛さんの歌を記念に綴りたく思います。
展覧会は3月7日~27日ですので春の歌の中から選びました。

       
     ◎あしひきのこの山里の夕月夜 ほのかに見るは梅の花かも

     この山里は夕ぐれて月夜となった。そのほのかな月明かりの中で
     梅の花が咲いているよ。(*あしひきの=山の枕詞)

 

     ◎霞立つながき春日に子供らと 手毬つきつつこの日暮らしつ

     霞がたちこめ、日永となった春の日に、子供たちと手毬をついて遊びながら、
     今日の一日を暮らしているよ。

浅学の身ですが、佳き先生に出会い、筆を持つことの喜びを味わえます幸せに感謝をしております。
ちょっと休憩して25日(日)老人会新年会開催に24日(土)は準備に頑張ります。

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日本遺族通信 平成27年1月15日号 (遺書と)九段短歌

2015年01月17日 00時58分09秒 | 日本遺族通信

いつもおたずね頂いております皆様へ
大変ご無沙汰いたしております。
新しい  設定に無線ランも初めて接続してもらい、ようやく完了と思っておりましたところ、スキャナーに不具合が生じ、新たに購入の運びとなってしまいました。
従いまして、毎月ご覧いただいております戦死者の遺書のご紹介は後日とさせて頂きたく存じます。

この度は、全国の遺家族から寄せられました12首の九段短歌のみのご紹介とさせて頂きます。
選者 三井勝生先生のご挨拶より
明けましてお芽出たうございます。
皆様は各市町村に於かれて、氏神様に初参りをされたことと存じます。
今年は、戦後70年を経過し、靖国神社でも「参拝拡大運動」を積極的に推進しようと思ってゐます。
            中 略
皆様もこの気運に靖国神社への参拝を期待してをります。

    雄の字は日本男児の誇りだと祖父の諭した靖国神社         甲州市 遺族男性
    父の位牌持ちたる幼き吾が写真昭和を語るイベント会場       鳥栖市 遺児女性
    で桜並木を手をふって笑顔で立ちし父今だ帰らず         東広島市 遺児女性
    浮き袋全員になく衛生兵の父は沈めり任務を果して         上田市 遺児女性
    麦飯と水団(すいとん)食べて飢ゑしのぎ今の孫らに話したくなり  塩原市 遺児男性
    征き父の写真抱き寄せ塵はらふ仏間の母の七十年         南相馬市 遺児女性
    ソロモンの海原碧く波高し海底哀し英霊眠るや         富士吉田市 遺児男性
    父戦死異国で誰にも看取られず母も早世我が腕の中        加古川市 遺児男性
    沖縄はただにかなしきひめゆりの安らかなれと祈るほかなし     出雲市 遺児女性
    風に舞ひ落ち葉ふはふは墓地をとぶ遺骨戻らぬ父の使者かも     足利市 遺児女性
    靖国の父と眺めし沖遙か八十路を過ぎて夢の瞼に          宮城県 遺児男性
    極月の戦没者墓苑を訪れて三十五万余柱に額づく          千葉市 私
  
            

私ごとですが、2015年1月号に103首め掲載をいただきました幸せに今後の励みをいただきました。
選者の先生に感謝を申しあげ、今年も頑張って参りたく思います。今年もご指導の程よろしくお願い申し上げます。

コメント (6)
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