この度の「港区の旅」において各見学地毎の集合写真を頂きましたので、資料と共に見学先の一部をご紹介させていただきます。
1.「大倉集古館」(おおくら しゅうこかん) 〈ホテルオークラ内〉
大倉喜八郎 (1837~1928) が大正6年 (1917) に創立した日本で最初の私立美術館。
明治から大正にかけて大きな財をなした実業家大倉喜八郎が、長年にわたって収集した古美術 ・ 展籍類を収蔵・ 展示する為、大正6年 (1917) に財団法人大倉集古館として
大倉邸の敷地の一角に開館したもので、日本最初の私立美術館です。
開館からまもない大正12年 (1923) 関東大震災によって当時の展示館と一部の展示品を失い、一時休館を余儀なくされた。
昭和2年 (1928) 、建築家伊東忠太の設計による耐震耐火の中国風の展示館が完成し、翌年開館した。
喜八郎の長男 ・ 大倉喜七郎も近代日本画などの収集品を館に寄贈している。
国宝 : 3点。重要文化財 : 13点。重要美術品 : 44点
大倉集古館にて (滝井様より)
2.「金刀比羅宮」 (ことひらぐう)
2004年11月にリニューアルされた境内は開放感にあふれ、気軽に参拝できる。
創建は万治3年 (1660) 。
本殿前の銅鳥居には、左右の柱の上部に方位をつかさどる 「四神像 (しじんぞう)」 が取り付けられ、左に青龍と玄武(カメ)右には朱と白虎の四つの立体像が飾られている。
脇にはお百度参りに使用された 「百度石」 があり、銅鳥居とともに港区指定登録文化財。
金刀比羅宮にて (高橋様より)
3.「泉岳寺」 (せんがくじ)
泉岳寺は曹洞宗の寺院です。
曹洞宗のご本山は二つあり、一つは道元禅師が開かれた福井県の永平寺、もう一つは横浜鶴見区の総持寺です。
慶長17年 (1612) に徳川家康が外桜田 (現在の赤坂見付ホテルオークラの近く)に門庵宗関(もんなんそうかん) 和尚 (今川義元の孫) を招いて創建。
寛永18年 (1641) 寛永の大火で焼失したが、徳川家光の命で、毛利・浅野・朽木・丹羽・水谷・今川の5大名により、現在の高輪の地で再建された。
浅野家と泉岳寺の付き合いは、この時以来のものです。
元禄赤穂事件で有名な浅野長矩と赤穂浪士が葬られていることで知られ、現在も多くの参拝客が訪れる。
境内には、赤穂浪士ゆかりの品を所蔵している 「赤穂浪士記念館」 がある。
泉岳寺にて (辻様より)
4.愛宕山 ・ 愛宕神社
5.NHK放送博物館 他。