長い間ご心配を頂きました多くの皆様方に心から感謝申し上げております。
昨年の8月以来の長い闘病生活でしたが、5月8日に仮管が抜け、15日に抜糸、病院帰りにはスキップさえしたい爽快な気分を味わうことができました。
そして迎えました6月1日?歳のお誕生日を迎えることができました。
治らざる夢に襲はれし夜の闇に狂気のごとくナースコール押す
一時は命を諦めたこともありました程に、今年のお誕生日は感無量です。
心のうち訴ふるすべに歌ありて詠めば心の軽む思ひす
短歌の先生の励ましをいただきながら、闘病中も自らを奮い立たせ、休まず詠むことが出来ました。
おかげさまで3月末提出〆切の短歌大会にも投稿する事が出来ました。
軽雪55周年及び土屋正夫先生7回忌の集い
平成25年5月30日 於 東京三笠会館
短歌大会に於いて天賞(第一席)受賞
身の深くに撃たれしごとき医療過誤胆管損傷わが胸も刺す
(寸評)
漢字が八文字も続くと声調も悪く歌が重くなるが、この歌は違和感なく読むことが出来る。
「わが胸も刺す」の結句に努力の跡が見られる。
以上のようにお言葉を頂き、思わぬ賞を頂くことができました。
受賞はとても想像もできませんでしたので、ただただ驚き、病気の回復、無事にお誕生日を迎えられます喜び等々に思いが巡り、感涙に噎びながらとても幸せな1日を過ごす事が出来ました。