2016年01月24日 ペーパーアートと「書」の空間展のご紹介 を申し上げあげましたが、この度、鑑賞の機会に恵まれましたのでご紹介させて頂きます。
会場前の案内板 ペーパーアートと「書」の展示会場
新しく松尾芭蕉像 空を見る 開「北斗七星の動き」
北岡謙輔先生 略歴
1929年 東京生まれ
1956年 武蔵野美術学校(現・武蔵野美術大学)デザイン科卒業
1967年 株式会社博報堂退社、以後フリーのペーパーアーティストとして活躍
1988年 千葉大学教育学部美術科講師(10年間)
著書 「ペーパースカルプチャー」「紙の芸術」(日本文教出版)
「面をつくる」(美術出版社)
「紙の彫刻」 (マコー社)
「神の彫刻」と呼べる北岡先生の作品はどのように生まれるのでしょうか。
先生の作品を前に誰もが思う疑問です。
まず、驚くのは紙を切る道具はカッターナイフで、それも私たちがよく使う普通のカッターナイフ1本だけなのです。
接着剤は工作・手芸でおなじみ「木工用速乾ポンド」
選ばれた素材の平らな紙がカッターナイフで切り取られ、鉛筆でつけた折筋を山折り谷折りし、パーツが接着されて立体へと生まれ変わって
ゆくのです。
先生が新しい作品の試作を始めると、その図面は同時に頭の中に描かれてゆくそうです。
新しい制作手順や型紙は著書「紙の芸術」に載っていますが、作品の独創性は他に類を見ません。
今回は先生所蔵の作品も展示し「紙の彫刻」をご堪能いただきたいと思います。 (以上はご案内状より転載させて頂きました。)
「書」特別出品 竹中青琥先生(展示監修・讀賣書法会理事)
漢字 「十二支」 他11点
書道友情出品の友人の作品
素敵な表具でしたが光ってしまいましたのではずさせて頂きました
↑ 「ねずみ」の文字 「馬」 ↑ の文字 「クレヨン王国」(現代詩文)
主催者に説明を頂く友人二人 熱心にご覧になられる皆様