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初夏の果実「千葉県の房州びわ」千葉テレビ放映より

2024年05月27日 15時45分17秒 | 千葉の事

                                「千葉県の枇杷の生産」(千葉県のHPより)

          千葉県は、びわの栽培が盛んで、産出額は約7億円(令和3年)、全国第2位の産地です。主な生産地は、南房総市、館山市及び鋸南町です。
                   栽培の歴史は古く、宝暦元年(1751年)に始められたといわれており、約270年の歴史があります。
                              特長は、果実が大きくて美しく、瑞々しいことです。
                 「房州びわ」の名で首都圏を中心に高級果実として流通しており、皇室へ献上されていることでも有名です。

                                「びわ狩り」について (千葉県のHPより)

                                    主に南房総市の富浦・富山地区で楽しむことができます。
                                 【富浦地区】 6月上旬頃
                             詳細については、下記にお問合わせください。
                             ・問合せ先 道の駅 とみうら枇杷倶楽部 電話 0470-33-4611
                                 【富山地区】 5月下旬~6月上旬頃
                              詳細については、下記にお問合わせください。
                             ・問合せ先 道の駅 富楽里とみやま 電話 0470-57-2601
 
                                       ※各施設に必ずお問合わせの上、お出かけください。

                                          以下は千葉テレビ放映よりご紹介                            
                                   千葉県南房総地域を中心に栽培されている「房州びわ」。
              大粒で瑞々しく、甘酸っぱい果汁たっぷりの「びわ」をその場でかぶりつく醍醐味や、びわを使ったスイーツを紹介します。


     初夏の果実「千葉県の房州びわ」を紹介される千葉テレビアナウンサー           

 

                                令和5年度の「皇室献上びわの選果式の様子

                毎年6月、8組合から出品されたびわについて、形や色、粒揃いなどを厳正に審査し、皇室への献上品を決定します。
         房州びわは、270年以上の歴史を有し、明治42年(1909年)以来、皇室献上が行われています。令和6年は108回目の献上となります。


 

              ほづみ・びわランドの生産者 穂積様                     上記の大きなびわの木は植えてから30年経過しておりますと

 

「びわ栽培は寒さとの戦い」
 びわは、花や果実が寒害を受けやすい作物です。びわは、初冬に花を着け、寒さの中で実を結ぶため、栽培は寒さとの戦いです。びわの花はマイナス5度で、果実はマイナス3度で凍死してしまうため、
 温暖な地方でしか栽培できません。冬、黒潮に守られる安房地域は、びわ栽培の北限です。

 このため、栽培者の苦労は多く、作業能率は悪くても気温の下がりにくい傾斜地を選んで栽培したり、寒波の襲来する頃には、ストーブを焚いて果実を守ることもあります。
 びわ園の多くは冬期の季節風及び冷気の滞留しにくい南から東に向いた山の斜面に位置しています。
 

「びわの栽培は急斜面での作業」
「花摘み」「袋掛け」「収穫」と急傾斜で樹に登る作業が3度もあるため、大変労力がかかります。そのような生産者の努力があって、おいしいびわを食べることができます。
 

「びわは一果一果、手作業で袋掛け」
 びわは、果実が小さい時に生産者が1つ1つ袋をかけて大切に育てます。なぜなら、「害虫」や強い日差しによる「しみ・そばかす」などから果実を守るためです。
「袋かけ」は、美しいびわを作るために欠かせない大切な作業です。
 

「びわを美味しく食べるためのヒント」
 袋に切れ目が入っていますので切れ目からゆっくり袋を開けて上記 のように色づいているものを収穫します。袋を開けて青いものはそっ~と袋を閉じます。

 過熟果は皮に縦のひび割れが入りますが、特別に甘くなっています。この過熟びわは柔らかいため一般には流通されないので、産地だけで食べることができます。
 皮に赤あざが入っているものは、日当りの良いところで育った証拠で、味もおいしいです。


              びわ園の近くにありますDINING Cafeの粟田さんに美味しい「びわソフト」800円を作って頂きましたと喜んでおられました

 千葉市の田舎の祖母の家の裏庭には大きなびわの木がありましたが、斜面でもなく、袋もかけず、「びわ栽培は寒さとの戦い」も知らずに、毎年毎年、自然に実った沢山のびわを食べておりました。
 近隣の皆様にも沢山お届けしておりました。現在はびわの木は枯れて無くなったそうですが、お店にびわが並ぶ頃になりますと従兄姉たちと木登りをして食べた日々を懐かしく思いだしております。
 現在はと申しますと千葉の名産ですが、高価なものでなかなか手が出せません。又栽培にもご苦労がありますことを伺い時代の流れを感じております。
コメント (4)
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