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醤油と歴史と文化の街 "千葉県野田市” を訪ねて

2007年06月16日 16時46分37秒 | 千葉実年歴史倶楽部(友の会・同好会を含む)

           千葉実年大学校 歴史倶楽部 6月定例会    
           日  時 平成19年6月3日( 
           参加者 53名
           集  合 東武 野田駅 09:35
「野田市について」
野田は醤油のふるさと。野田で本格的な醤油醸造が始まったのは江戸時代。江戸川、利根川を利用し、醤油をより早く江戸の大消費地へ届けられた商業的な有利さ。
大豆、塩などの原料を身近に入手できた地理的な条件の良さ、醤油づくりに適した温度で 湿潤な気候。このようないろいろな条件に恵まれ、野田は日本一の醤油の産地として発達してきた。
散策スタート  
先ず「キッコーマン・もの知りしょうゆ館」到着 
 
「しょうゆ館内」見学
醤油が出来るまでの行程や歴史を映像やパネルを使って解説していただきました。一部醤油を造る実際の行程を見ることができます。
   
「上花輪歴史館」到着 
 
       役員さんお疲れ様です!                               入場券

当歴史館は敷地面積3,000坪。古い建物明和3年(1766年)築。上花輪村(現野田市上花輪)に古くから居住し、江戸時代には上花輪村の名主であり醤油醸造を家業としていた「高梨兵左衛門
(高梨本家) 」が永年に亘って維持してきた居宅や庭園、 土蔵、社祠、掘構えとその屋敷林など、また収蔵していた生活用具、醸造用具、地方文書等の歴史的価値は高く、これらを広く一般に
公開して郷土の歴史や文化を研究する一助として開設 いたしました。

特に江戸時代から昭和初期にいたる建物が混在しておりますがそれらと庭園との調和は大変優れています。
平成13年8月にはその学術的価値が認められ、町人の居宅として初めて 「国指定文化財 名勝 高梨氏庭園」に指定を受けました。
邸内北側にそびえるタブの大木を山に見立て、西側に広がる屋敷林と共に「西に森、北に山」という江戸時代の屋敷建築の基本を今に伝えております。
日本の風景の一番の基礎は田園と屋敷林、両方とも減っている中で当家の屋敷林は比較的にその姿が残っている貴重なものです。(以上館長のご挨拶より転載)



 
             庭園の一部                               柏の木

当歴史館では例年、月遅れの「端午の節句飾り」の最後の日、6月5日にこの柏の木の葉を使用した「柏餅付抹茶セット」500円がいただけるそうですが、2007年は6月4日(月)から約2年間、
改修工事の為に閉館ということで私たちは最後の柏餅を予約販売で購入することが出来ました。

6月1日に葉を落とし、菓子店で蒸したものと伺いましたが色鮮やかな香りも良い柏餅でした。

        

              見学が終了して柏餅をお土産に                           とても柔らかな柏餅でした
「キッコーマン本社」、「興風会館」(国登録文化財)等は外から見学
「野田市郷土博物館」
 
昭和34年に開館。
郷土の歴史や文化に関する資料が豊富、特に醤油関係資料の豊富さは他に例がない。
「市民会館」(国登録文化財)
     
醤油醸造家、茂木佐平治邸として大正13年1月頃に完成した。
昭和31年市に寄付された屋敷博物館。
緑の広い庭園に囲まれた純和風のたたずまいになっており、市民に部屋の貸し出しも行なっているそうです。

見学が終わり時はすでにお昼を過ぎておりましたが、徒歩20分のウォーキングを経て いよいよ空腹を満たすべく「幸楽愛宕店」に到着。

"春の宴会コース”で新入生歓迎会を開催
53名の皆さんがそれぞれに個性溢れた自己紹介に  あり、 あり、程良い疲労感に とても美味しい   にひとときを楽しみました。
    
いつもながら、綿密な企画をして下さいます会長さんを初め役員の皆様に御礼を申し上げます。
お陰様で又新しい思い出を綴ることが出来ました。   

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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
野田醤油有名ですよね。 (民宿ママ)
2007-06-16 20:30:38
 色々な所へお出かけになるのですね。文化の匂いを感じます。山国長野県では想像も出来ないいろいろなところがあるのだな。と想像しています。楽しい日々を送っていらっしゃる御様子私まで楽しくなります。
 本当に何時の日かお逢いできると良いですね。でもブログで時々お逢いしていますので近親感を感じております。
返信する
民宿ママさま (oko)
2007-06-16 22:18:10
お訪ねいただきまして有り難うございます。
歴史倶楽部に御世話になりましてから見聞を広めることが出来まして
有り難いと思っております。
千葉の中でも知らないところが沢山ありますことに驚き、身近な
散策を大切に試みております。
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Unknown (フクちゃん)
2007-06-17 07:55:01
野田醤油行ってきましたか野田は駅に着くと醤油のニオイがしますね
私も清水公園にいった帰りによったことあります
やはり日本一でした
いろいろかつどう敬服しています
返信する
フクちゃんさま (oko)
2007-06-17 08:48:12
お訪ねいただきまして有り難うございます。
フクちゃんさまの今日のお花、とっても珍しく拝見させていただきました。
子供達が小さいときに清水公園のアスレチックを楽しんだ事は
ありましたが歴史散策の余裕はありませんでした。
お仲間の皆さんに感謝をしておりますこの頃です。
返信する
キッコーマン醤油 (matsubara)
2007-06-17 09:00:00
ご予定はお聞きしていましたので、upをお待ちしていました。行ったことがないところですが、記事を拝見し、見た気分になりました。
 昔父の教え子がこの醤油会社に勤めていましたので、毎年樽で送られて来ました。その頃を思い出しました。
返信する
matsubaraさま (oko)
2007-06-17 20:21:01
お訪ねいただきまして有り難うございます。
樽から小分けして使用しておりました昔が懐かしいですね。
遺族会の様子を先にUPしてお届けしましたりmatsubara様のご様子も
二人の友人に送付いたしとても喜んでいただきました。
2週間遅れの「野田の旅」ですが会長さん初め役員の皆様から 
嬉しいお言葉を沢山頂き感激しております。
野田は醤油の街という事は知っておりましたが、この度の「上花輪歴史館」
お訪ねできて良かったと思っております。
6/4から約2年間改修工事のため閉館、私たちが最後の見学者で
ございました。
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Unknown (大きな羊)
2007-06-17 21:28:49
お天気に恵まれたようでよかったですね。
田園や屋敷林は聞いたことはあっても見たことがない景色です。
日本人に生まれたからには、私もいつかはゆっくり堪能したいです。
師範に向かって、頑張ってください。私も少しでも足元に近づいていきたいです。
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大きな羊さま~ (oko)
2007-06-17 22:21:59
ようこそお待ちしておりました。
大きな羊は美しいお方ですね。
とても良い先生に恵まれて幸せに思っております。
大きな羊さんの上達振りにいつも大きな  を贈っております。
私も良い刺激を頂いて  ますね。
歴史散歩は役員の皆様の企画に感謝です 
毎月参加を楽しみにしております。
未熟なブログですが又お立ち寄り下さいね。
お待ちしております。
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ご一緒した気分に! (shinshin)
2007-06-18 15:25:59
野田の街を、お醤油の里?の事を、こんなにも丁寧に鮮やかな映像で、紹介してさしあげて・・地元の方々もさぞかし喜ばれていることと存じます。お写真が
ほんとうによく撮れていて、もう1度訪れた気持ちになって見入ってしまいました。
返信する
shinshinさま (oko)
2007-06-18 22:34:07
ようこそいらっしゃいませ。
お陰様で又新たな見聞が出来ましたこと感謝申し上げております。
今後も大切な行事を思い出に書き留めて参りたく存じます。
今の気持ち  
短歌・書道提出完了  言葉にならないほどほっとしております。
コメントゆっくり拝見させていただきました。


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