「ちば文化資産」とは?
千葉県誕生150周年を記念して千葉県内の文化資産のうち、県民参加により選定した、多様で豊かなちば文化の魅力を特徴づけるモノやコトとします。
伝統的なものに限定せず、現代建築や景観等、千葉県の文化的魅力を発信するモノやコトを含みます。(以上は千葉県HPより)
今回は千葉県南房総市地域の美味しい「なめろう」をご紹介させて頂きます。(以下はネットより転載させて頂きました)
「歴史・由来・関連行事」
黒潮洗う太平洋に面した千葉県房総半島沿岸部に古くから伝わる郷土料理。
上総・安房(今の千葉県南部)の漁師が獲れたての鮮魚を不安定な船上で調理するために考えられた。
醤油ではなく味噌を入れたのは、波の荒い船上で、醤油ではこぼれてしまうため味噌を使った。
「皿をなめるほど旨い」ことから「なめろう」と名づけられたといわれる。
また粘りが強く皿にこびりついてしまうことから「なめないと食べられない」という意味も含まれる。
「食習の機会や時」
漁船の上で、獲ったばかりの魚を材料につくられる。南房総一帯ではアジは一年中獲れる。
季節によってイワシ、サンマ、トビウオでもつくる。
家庭料理になる過程でねぎやしょうがの薬味が加わった。
現在では千葉県に限らず広い地域の家庭でつくられたり、居酒屋などで提供される。
「飲 食 方 法」
「なめろう」は魚のたたきの一種である。主にアジに味噌・ねぎ・しょうがのみじん切りなどを混ぜ、さらに粘りがでるまでたたく。
アジの代わりにサンマ、カツオ、イカなどの魚を用いる場合もある。
保存は利かないので、調理後は新鮮なうちにすぐに味わう
「なめろう」はお酒のお供に、炊き立てのご飯のお供に最高です。
千葉県南房総市
雄大な海に囲まれていることから海水浴、ダイビングやサーフィンなど、マリンレジャーが盛んで、
四季を通じて温暖な気候のため、早春には菜の花をはじめさまざまな花が咲き誇るなど自然豊かな地域です。
また、新鮮な海産物や農作物にも恵まれ、おいしいグルメもたくさんあります。
漁師が獲れたての鮮魚を不安定な船上で調理するために考えられた。
南房総一帯ではアジは真冬でも一年中獲れ、一年を通して新鮮なものがあがる。
東安房漁業協同組合 長谷川 繁男さんは
一つの調理方法として「なめろう」がありますと語りました。
醤油ではなく味噌を入れたのは、波の荒い船上で、醤油ではこぼれてしまうため味噌を使った。
「皿をなめるほど旨い」ことから「なめろう」と名づけられたといわれる。
美味しい魚料理が食べられます「寿司と地魚料理の大徳家」
「寿司と地魚料理の大徳家」は154年受け継いでいますと。
「大徳家 栗原 和之店主」は普通、魚はうま味を出すために少し時間おく熟成期間が必要だけれども
強制的にうま味を出す方法はないか?という漁師の考えから「なめろう」生まれました。と語りました。
家庭料理になる過程でねぎやしょうがの薬味が加わった。
家庭で作る「なめろう」の作り方1.細胞を叩いてつぶしてつぶして味噌と一緒に和えますと。
「なめろう」の作り方2.よくつぶしたら味噌を加える。
「なめろう」の作り方3.味噌を加えてさらに叩いて叩いて仕上げていく
「なめろ」うが広まるにつれ、醤油や保存のため酢をつけたりする食べ方も生まれ又、
勝浦より北は酢を使うことが多いとも。
「さんが焼き」の誕生
「なめろう」をアワビなどの殻につけて焼いた料理。
かつては山仕事に行く人のお弁当として持っていき、山小屋でふきの葉に包み蒸し焼きにした
ことが「さんが焼き」の名の由来ですと。
「大徳家 栗原 和之店主」は「今、子どもたちに「なめろう」を教えています」と。
「大徳家 栗原 和之店主」は「自分で食べるのではなくお父さん・お母さんに作ってあげてね」と。
「大徳家 栗原 和之店主」は「やっぱり人に提供するというのが料理の基本なので」と。
「大徳家 栗原 和之店主」は「そうするとどんどん伝わっていくのではないかと思います」と
「なめろう」の美味しさを伝えていきたいと語りました。
大場 → 大葉です。失礼いたしました。
「なめろう」は新鮮なアジで作るのが一番好きです。
作り方は簡単です。
新鮮なアジを三枚におろしてもらい、しょうが、大場、ねぎなどを混ぜて丁寧に叩き、味噌で味付けします。
子ども達が居りました時には家で沢山作りました。
叩くのは子ども達でしたが喜んでやっておりました。
現在は出かけました時に出来上がったものを買ってまいります。
千葉の居酒屋では好まれているようです。
お酒はいただけませんが、ご飯のおかずにも美味しいお惣菜です。
聞いたこともありません。
いつかは味わってみたいものです。