7月10日、フランスパンなどを描きました。
4月6日以来のほぼ3か月ぶりの教室(小玉精子先生)再開でした。
梅雨の合間のカンカン照りであいにく参加者は10人足らずでしたが、
皆さん久しぶりに筆に力が入ったことでした。
今回のモチーフはそれぞれに存在感があり、教室ではどれを主役にするか悩みました。
帰宅してからは、結局“それぞれが主役でいこう”と。
途中、頭をかすめたのはセザンヌの静物画。
例えば彼の果物の静物画では、
個々の果物の最もいいところを引き出すことに意を用い、
主役とか脇役とかは関係ないように自分には見えます。
…とまあ、恥ずかしながら実際には、いつもの様に
重点を決めきれない・・・裏を返せば力を抜く勇気がないだけなのに、
巨匠の論法を勝手に援用して・・・、という次第であります。
柴崎春通先生が1ヶ月半ほどのご入院からご退院され、
早速youtubeでご挨拶をなさっていました。
お元気なお姿を拝見でき、本当に嬉しく思います。
これからも先生の動画からいろいろ学ばせていただきたいと思います。
[補記]
オリンピック開催まであと数日。
無観客での開催ということになったようです。
最初に無観客と聞いた時に“エエッツ! 何故?”と思いました。
日本国内では、感染者数は増えているものの、ワクチン効果も出始め、
(ほとんど報道されないけど)死者数は激減しているからです。
また結局は、“コロナに負けた国”としての評価は免れないでしょうし、
ワクチンの取得や普及には大きな成果をあげられた菅首相には、
国としての、今一歩高い目標に向かって、リーダーシップを発揮してほしいとも思いました。
大谷選手の大リーグでのあの熱気や臨場感を見た直後だけに強くそう感じました。
しかし、ここ数日世界各国から選手団や役員の来日が続いていますが、
あらためて世界各国のコロナ事情は千差万別だなあ、と思い知らされています。
世界レベルでは、本国で爆発的な感染者や死者がでているところもあります。
また国によって検査のやりかたや精度もまちまちです。
ワクチンについても、特にその効果については相当開きがあるように聞いています。
選手団、役員だけでなら対応できても、
まだまだ治まりきっていない世界各国の、その一般国民ということになると、
今の日本の諸態勢で捌くのは大変だろうな、とも思われます。
与条件の中で、選手諸兄も運営側も精一杯頑張ってもらいたいと思います。
何時もの通り、相変わらずそれぞれのモチーフは見事な出来だと思います。
色合いの関係もあるのでしょうが、私としては控えめな感じのコーヒーカップセットが何とも言えない味があると感じました。
コロナ関係では対応にそれぞれのお国柄が本当に良く出ていると思います。今後の為に是非生かして欲しいと思います。
オリンピック、やる以上選手にはぜひ頑張って欲しいし、関係者は色々工夫して欲しいし、国民は是非協力して欲しいと思います。少々のミスは出るでしょうがマスコミの過大報道には冷静に受け止めて欲しいと願うばかりです。
私の偏見で特に食物は美味しそうでなければだめだと思っています、このフランスパンはおいしそう!!
無観客の東京オリパラ、悔しくて感じること言いたいこと山ほどあります。が、「やる」と決めたら国民は一丸になって、限られた条件下でも最善を尽くして欲しいです。