古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

赤カブにミカン(教室にて)

2024-01-29 06:59:28 | 静物(全体)
赤カブにミカンを描かせていただきました。
先日(1.18)の教室です。
私なりのテーマは二つ。
一つはそれぞれの存在感をどう表現するか、
もう一つは全体の色の配置です。

前者については、モチーフ本体の形状や質感のほか、
それに付帯する茎や葉に特に留意しました。
カブの茎の伸び方やミカンの葉っぱの付き方です。

後者の全体の色の配置は、
絵を描く際、色を乗せる前段階で“構想”すべき大事なものだと自分は思っています。
今回のような静物画の場合、敷物とバックの色をどうするかです。
教室では敷物の色が上掲の絵のバックの色合い(コバルトグリーンぽい)になっていましたが、
この色を活かしてバックで使わせていただき、
敷物はブルー系でやや濃いめの色にしてみました。
こんな色の組み合わせもあっていいかな、というところであります。







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2 コメント

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Unknown (mori)
2024-01-29 07:11:20
安定感のある構図に赤カブとミカンが色を添えて、敷物とバックが赤黄緑を落ち着いた雰囲気にしていると思います。
それぞれのカブ、ミカンの立体感と表面の微妙な変化、それぞれの茎、葉っぱの微妙な変化も見事に描かれていると思います。
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Unknown (サガミの介)
2024-01-29 07:30:51
鮮やかなオレンジと赤カブ!その瑞々しさは色合いや質感が上手く描かれているからのでしょう。
作者の作品を見ていつも感じるのですが、野菜、果物、竹籠、敷物布などの材質をうまく描き分ける技術、練習の賜物なのだと思います。
勿論、説明にある存在感の表現や全体の色の配置に配慮・工夫しているのは感じました。
以前菜園で作っていた赤かぶ、また挑戦しようかと思います。
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