再び中之条・仏体山のきちんとした登山路探し。5月末の簡便登山路
の続きである。
35号線から中央橋を渡って「小野上」へ、西進して左に小野上温泉の
大看板を見てJRの高架を潜ると直ぐに村道の表示と十二ヶ岳の案内板
の所を右折、
道なりに
進んで十二ヶ岳への村道を登る。間も無く左に採石場のゲートを過ぎて、
右に旧採石場跡が現われると舗装は一旦切れ、先日来の雨水のせいか道は
大荒れ、仕方なく先日より一寸手前であるがその脇の旧資材置き場に駐車。
(10.37)
先日と取り付き場所が違うがどうせ同じ斜面だからと気楽に山に向かう
が此方は一寸急崖過ぎた。全く歯が立たず左に廻り込むと山裾を回る
古い踏み跡、左側には金網もある。
それをずっと辿ると残念ながら崖下で消えてしまった。(11.12)
見上げると稜線らしき明るいところもあるので、崖登りに掛った。
岩場には浮石、雑木は枯れていて直ぐ折れるという酷さ。慎重に
一歩一歩這い上がったら何とそこは稼動中の採石場の中段であった。
中段と言っても恐ろしく高い位置。
遥か下に重機が見える。直ぐに脱出に掛るが驚いた事に降口が無い。今日は
日曜なので作業者も見当らずカンカン照りの採石場で進退極まる。
(11.40)
仕方なく登ってきた崖に戻ったら、上から見るとまるで垂直壁、足が
竦んで動けない。暫く座り込んで気を落ちつけ、再び採石場に戻って
今度は雑木林との境に捨てられているガレ岩の上を崩落を警戒して
しゃがみ込みの形で採石場の下段までゆっくり降りて助かった。
一安心してさっきまでの泣きっ面も吹っ飛んで大手を広げて大きい
態度(12.13)。
重機通路を歩いて西端に来て眺めると、尾根の垂れは車両通路によって
絶ち切られ尾根の所まで掘り崩されている。多分、この採石場のために
小野上・中之条境の稜線が無くなっている感じ。
このまま帰る訳には行かないので、絶ち切られた尾根の西側の斜面を
登り出す。ここも急登ではあるがさっきのような岩の断崖ではなく、
下の柔らかい雑木林。樹間が広くて掴まり上がりが出来ないのが難点。
後ろを振りかえるとの樹葉の隙間から大きなピークが見えた。
多分677m峰らしいので稜線が近い筈。やがてお決まりの頂上直下
の岩壁、右手に大きく周りこんで明るいところに飛び出す。
何となんと、そこは未だ採石場の最上段であり、何か目印もある。
ここから直ぐ上にピークが見えたので境界線を登って錐の先のような
狭いピークに着くとコンクリート柱発見、ここが町村境と確信。
(13.12)
ナビと地形図で位置確認。このピークは西南からの境界線が北西に90度
曲るポイント、従って採石場は境界線を崩しては居ないと確認。
ここからは尾根道を北に向かって、先日登って来て稜線に達した
場所探し。数回のアップダウンを繰返すとその時に付けた下り口目印のテープと
コンクリート柱発見(13.38)
ここからは僅かで目的の林道とクロスする四つ角到着、休憩と遅い昼食
(13.42-13.54)
直進は仏体山だが今日は左右への林道探索で登山口探しが目的。
さて、左右どちらの道を探ろうかと考えたが、黄色テープのある左は、
稜線の西を下るので若しかすると岩井堂の辺りに出てしまうかもしれ
ないので車道歩きが大変そう。神経の疲れた今日は右の道を選択。
この道は山の中腹を巡りながら下る幅広の立派な道。僅かの時間で
下に車道が見えたが、道は雑草の為に消えてしまった。立ち木に
テープを付けて適当に下ると沢にぶつかり、反対側の土手に
這い上がる(14.10)。余りの呆気なさ、往路の3時間は
何だったのか。
車道には火の用心の幟が二流、道路標識もある。
安心して林道を歩き始めると後から四駆が降りてきて大きな声の挨拶
を残して行く。多分、十二ヶ岳帰りのご機嫌さんらしい。
駐車場所到着は14.19であったが途中に先日駐車した資材置き
場跡があった。
又いつかの機会に残した左への下りを確めよう。
の続きである。
35号線から中央橋を渡って「小野上」へ、西進して左に小野上温泉の
大看板を見てJRの高架を潜ると直ぐに村道の表示と十二ヶ岳の案内板
の所を右折、
道なりに
進んで十二ヶ岳への村道を登る。間も無く左に採石場のゲートを過ぎて、
右に旧採石場跡が現われると舗装は一旦切れ、先日来の雨水のせいか道は
大荒れ、仕方なく先日より一寸手前であるがその脇の旧資材置き場に駐車。
(10.37)
先日と取り付き場所が違うがどうせ同じ斜面だからと気楽に山に向かう
が此方は一寸急崖過ぎた。全く歯が立たず左に廻り込むと山裾を回る
古い踏み跡、左側には金網もある。
それをずっと辿ると残念ながら崖下で消えてしまった。(11.12)
見上げると稜線らしき明るいところもあるので、崖登りに掛った。
岩場には浮石、雑木は枯れていて直ぐ折れるという酷さ。慎重に
一歩一歩這い上がったら何とそこは稼動中の採石場の中段であった。
中段と言っても恐ろしく高い位置。
遥か下に重機が見える。直ぐに脱出に掛るが驚いた事に降口が無い。今日は
日曜なので作業者も見当らずカンカン照りの採石場で進退極まる。
(11.40)
仕方なく登ってきた崖に戻ったら、上から見るとまるで垂直壁、足が
竦んで動けない。暫く座り込んで気を落ちつけ、再び採石場に戻って
今度は雑木林との境に捨てられているガレ岩の上を崩落を警戒して
しゃがみ込みの形で採石場の下段までゆっくり降りて助かった。
一安心してさっきまでの泣きっ面も吹っ飛んで大手を広げて大きい
態度(12.13)。
重機通路を歩いて西端に来て眺めると、尾根の垂れは車両通路によって
絶ち切られ尾根の所まで掘り崩されている。多分、この採石場のために
小野上・中之条境の稜線が無くなっている感じ。
このまま帰る訳には行かないので、絶ち切られた尾根の西側の斜面を
登り出す。ここも急登ではあるがさっきのような岩の断崖ではなく、
下の柔らかい雑木林。樹間が広くて掴まり上がりが出来ないのが難点。
後ろを振りかえるとの樹葉の隙間から大きなピークが見えた。
多分677m峰らしいので稜線が近い筈。やがてお決まりの頂上直下
の岩壁、右手に大きく周りこんで明るいところに飛び出す。
何となんと、そこは未だ採石場の最上段であり、何か目印もある。
ここから直ぐ上にピークが見えたので境界線を登って錐の先のような
狭いピークに着くとコンクリート柱発見、ここが町村境と確信。
(13.12)
ナビと地形図で位置確認。このピークは西南からの境界線が北西に90度
曲るポイント、従って採石場は境界線を崩しては居ないと確認。
ここからは尾根道を北に向かって、先日登って来て稜線に達した
場所探し。数回のアップダウンを繰返すとその時に付けた下り口目印のテープと
コンクリート柱発見(13.38)
ここからは僅かで目的の林道とクロスする四つ角到着、休憩と遅い昼食
(13.42-13.54)
直進は仏体山だが今日は左右への林道探索で登山口探しが目的。
さて、左右どちらの道を探ろうかと考えたが、黄色テープのある左は、
稜線の西を下るので若しかすると岩井堂の辺りに出てしまうかもしれ
ないので車道歩きが大変そう。神経の疲れた今日は右の道を選択。
この道は山の中腹を巡りながら下る幅広の立派な道。僅かの時間で
下に車道が見えたが、道は雑草の為に消えてしまった。立ち木に
テープを付けて適当に下ると沢にぶつかり、反対側の土手に
這い上がる(14.10)。余りの呆気なさ、往路の3時間は
何だったのか。
車道には火の用心の幟が二流、道路標識もある。
安心して林道を歩き始めると後から四駆が降りてきて大きな声の挨拶
を残して行く。多分、十二ヶ岳帰りのご機嫌さんらしい。
駐車場所到着は14.19であったが途中に先日駐車した資材置き
場跡があった。
又いつかの機会に残した左への下りを確めよう。
重機の巨大さに圧倒されました。
腕が大分傷゛だらけになってしまった
ので夏場の藪低山は休戦。登山道のある山に転向予定。
国有林なのでなくなりませんが、里山は少しずつなくなるかもしれませんね。