クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

再び平場の三角点 H-20-8-1

2008-08-02 14:32:00 | 三角点・宮標石その他標石
近場の三角点探訪を再開

(1)三等三角点・筑縄 108.8m N-36-20-57-2 E-138-59-11-2



筑縄町の真木病院に駐車、その北150mの市営住宅を含む住宅地に
在る筈だったが該当場所には新住宅が出来ていて発見できず。
最初から空振りとは情けないが後日再探索。国土院の記録では
2004年のチェックで「不明」扱い、「所在地」が空欄、「点の記図」
には「X」印。




(2)四等三角点・上小塙 127.25m N-36-21-28-2 E-138-58-23-6



ハナミズキ通りで環状線を越えて北に向い、大森院の角を左折して
西進して「七中(長野中)」正門前に駐車。許可を得て構内の西隅。
生徒が案内してくれたのは「七中の位置」という石碑、確かに標高と
経緯度が記載してある。


だが、その標示に(管理棟屋上)の文字発見、今度は運動部の生徒が
外来者証を貰って来てくれたり職員室へ案内してくれたり。
年寄りをいたわる教育が徹底されているらしい。居合せた社会科の先生に
引き継がれて屋上へ案内される。
施錠を外して屋上へのドアを開けたらその足下に三角点が埋め込まれていた。


この先生、山名古墳の発掘にも参加したというし、三角点の智識十分。
約30年前の校舎の建設時に三角点の位置が建屋敷地に入ったので
其の侭、動かさずに真っ直ぐ屋上に移したらしいとの事。流石の七中、
保全は万全だった。

(3)二等三角点・井出 132.04m n-36-22-45-7 E-138-59-03-9



浜川十字路を北進、新幹線を潜ってカインズホーム手前を右折して東進
旧群馬町に入り「かみつけの里」に駐車。予想では「ニ子山古墳」の上かな?
と思っていたが計測すると西北の隅らしい。付近は見事な向日葵畑。


草叢の中を捜索すると白ポール発見、草に埋もれたその脇に三角点。


平地には珍しい二等君。


(4)四等三角点・金井沢 203.31m N-36-24-12-7 E-138-59-04-2



「かみつけの里」から少し東進して県道に出て北進、旧箕郷町の「生原」を右折
前橋・箕郷線で再び旧群馬町に入って「ニ之沢」地区、養護学校の
少し先に路傍駐車。
北側の小路に左折すると「お春名古墳」の看板。「オハンナ」と読む。


その先の小さな古墳の上に三角点発見。


周辺の雑草は奇麗に刈りこまれていた。


(5)四等三角点・原中谷 227.63m N-36-24-07-4 E-138-58-05-1



前橋・箕郷線を再び「生原」方面に戻って旧箕郷町文化会館に駐車。
北側の小学校構内北隅か、路傍に在る筈だったが部活の生徒も
大勢集まり総掛かりで広範囲を探索するも発見出来ず。学校裏の道の
造成で滅失か? 生徒たちに三角点の講義を一席。


(6)四等三角点・蟹沢 315.78m N-36-23-39-6 E-138-55-47-4



箕郷の町中を突っ切って鳴沢湖の南を通って蟹沢梅林へ。


厄介な事に所在地は梅林の中。石垣に囲まれていて梅林に入るのに
一苦労。草叢の中の探索は大苦戦、漸く梅林を少し外れた所で発見。



(7)四等三角点・下芝 155.64m N-36-22-45-8 E-138-57-37-9



梅林から戻って渋川・安中線を下って新幹線手前を左折。
少し小道を入ったところに記念碑、


その影に惨めな姿の三角点発見。


(8)四等三角点・小松原 165.28m N-36-22-31-0 E-138-56-57-3

<ahref="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/82/891022df01799451a863e5a3f9d70ec2.jpg">


新幹線に沿って西進、榛名白川脇に出て橋を渡って白川地区。
複雑な小路をウロウロして漸く目印の白川神社を発見。



そこから数百㍍、又もや梅林の中らしい。草叢を掻き分け時間を掛けて探索。
漸く梅の木の下で発見。



(9)四等三角点・下堂 221.20m N-36-22-45-0 E-138-56-00-1



沖まで下って29号線、白岩カントリーに駐車。かってゴルフ初心者の頃
このショートコースには随分とお世話になったのを思い出す。

所在は向い合いの草原の中、幸いにも白赤ダンダラ棒を発見。


その根元に草に埋もれて三角点。


(10)三等三角点・剣崎 152.01m N-36-20-55-2 E-138-56-39-4



29号線沿いで狙った三つは全てから振り、つまり三球三振。
本郷地区の四等・大仏、下手長地区の四等・神戸、坂上地区の三等・高浜。
最後に406号線に向かって下大島信号を直進して西部小前に駐車。
直ぐ脇に「剣崎長瀞西古墳」の看板、この古墳の上。


一寸失礼して柵を乗り越えて台地の上。茫茫たる草原を足探り10分余。
本日のトリはこの土に埋まった三等君。


通算5時間超の我慢比べの耐暑訓練だった。


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