明日は彼岸の墓参りなので今日のうちに松井田地区の三角点
探訪。狙いは横川方面の三箇所だが、序のことに足慣らしのため
小根山森林公園を一回り。
R-18を西進、下野尻信号で左斜めにR-125。この道は旧中山道だが
旧R-18と言ったほうが分かり易いかな。兎に角、この先約9Kで
再び国道に合流するまで殆ど信号なしの快適走行が出来る。
(1)三等 臼ノ小屋 N-36-21-13-4 E-138-44-06-9 655.91m
横川の鉄道文化村信号を右折して旧道に出て左折、碓井の関前を
通過すると右手のこの看板から急坂林道を登る。1973年の
森林公園建設には県が関係しているので「群馬県野鳥の森」。
途中で振り返ると鉄道文化村の楽屋裏が丸見え、旧型車両が
雑然と並びまるで車両の墓場だ(9.55)。
坂上に集落があるので舗装完備の幅広道路、直ぐに梅林に囲まれた
文字通りの「梅が岡」にこんな道標。尤もこの先にも「2K 6分」の
道標があるから所要時間は余り当てにならない。
集落が終わると車一台がやっとの道、対向車が来ないことを
願いながら進むと森林公園の入り口。左手奥が資料館や管理棟。
駐車場から眺めると目標物は管理棟北側のこの稜線の先だが
直線距離は僅かに220m(10.14)。
取り敢えず、斜面を登って稜線、ここは森林公園の周回路には
なっていないが「イトシロ杉」「山武杉」「立山杉」が並んで
いて管理は十分。
僅かの距離で三角点発見。旧タイプの大きな石柱、そして
何とも味のある旧漢字「點」は其れらしき雰囲気十分。
(2)公園内周回
一旦、駐車場に戻り一呼吸置いてから「スズカケの道」を辿って
反時計回りの周回開始。入り口に注意看板。だが、何時も荒れ道
を歩いている爺イとしては倒木などに一々尻込みするわけは無い。
やがて注意看板の原因と思われる倒木。と言っても小さな木が
遊歩道に倒れ掛かっているだけで何の障害にもならない。
周回中に同程度のものが四箇所あつた。
誰一人居ない静かな遊歩道だが意外にアップダウンがあるので
足慣らしに最適。姿は確認できないが数種の小鳥のさえずりを
聞きながらコナラ・ケヤキ・イヌシデ・キハダ・サワシバなどの
周囲の巨木群を楽しむ。
約0.6k強でこの分岐道標、展望台はもう100m先に見える。
展望台着。かっては開けていたのだろうが周囲の樹木が生長して
しまい、眺望は大分妨げられている。
おまけに春霞で期待した裏・奥妙義はぼんやりで写真にもならずに
がっかり。
休憩の後、展望台を降りると足元に想定外の三角点。
地形図にもなし、国土院安中市三角点リストにも記載が無い
無籍物? 帰宅後に国土院に問い合わせを出しておいたが、返事は
連休明けのお楽しみ。N-36-20-52-1 E-138-44-28-0
(追記)3/30国土院から下記の返事があった。
電子国土についてお問合せいただき、ありがとうございます。
地図にも載っていない三角点があるとのお問合せですが、
国土地理院の基準点担当部局に確認を取りましたところ、
回答がありましたので、お知らせいたします。
問い合わせのあった三角点は、今年度新設した四等三角点で
点名は「森林公園」となります。
三角点としての成果が公表されるまでは未だ暫く時間が
かかりますので、ご了承ください。
とのことです。
よろしくお願いいたします。
************************
電子国土事務局
(財)日本地図センター 牧野
sec@cyberjapan.jp
************************
=====================================
国土地理院 地理空間情報部 測量成果担当でございます。
以下に回答致します。
======================================
日頃より国家基準点等のご利用ありがとうございます。
ご提供いただきました情報につきまして、調査しました所、
小根山森林公園内に新規設置されました四等三角点と確認が
出来ました。
また、ご指摘いただきました成果リストや地図への反映に
つきましては、成果登録申請上の品質評価や成果等の整理な
ど手続きを経てからリストに登録されるため、成果リストに
反映がされてない状態になっております。
その後、地形図修正作業時に地形図への反映されますので、
修正には、お時間をいただく事となります。
ご理解の程よろしくお願い致します。
この度は、貴重な情報ありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。
======================================
尚も南進して「山どりの森」に向かう。
こちらは「セコイア」や
「米松ダグラスファー」などの外来種の林。やがて園地着。
かつての展望場所も成長した巨木に囲まれて薄暗い。
山どりの森から「モミの林」を経て駐車場に帰着(12.10)。
(3)四等 横川 N-36-20-06-8 E-138-44-54-5 437.24m
R-18に戻って高崎方面に僅か、横川駐在所を左折してトンネルで
信越線を潜って再び旧道を突っ切って山手への急坂の蛇行道。
途中の崖下のお堂の前に数人が作業中なので一寸寄り道。
愛染明王の巨大な線刻彫りの像。型どおりの一面六臂で憤怒相。
全体写真では良く見えないので頭の部分。頭の上の怖い顔は
どんな苦難にも挫折しない強さの 象徴とか。そう言えば
去年の大河ドラマの主人公の 兜の前立てが「愛」だったな。あれは
軍神でもある 愛染明王か又は愛宕権現の「愛」だったので 謙信の
毘沙門天の「毘」の旗印と同じ意味。
巷間言われる「仁愛」「愛民」の「愛」ではない。
そこから100m地点で路傍駐車、高速道路北側の梅林台地を
進むと国土院記録の「報告なし」にも関わらず目立つ位置で
発見。
周囲の梅林は満開。
(4) 四等 梨子の木 N-36-19-51-9 E-138-45-57-9 423.23m
R-18で大きく高崎方面に戻って旧道分岐を左に入って踏み切り
を渡り高速下を潜って細道を山手に登る。適当に駐車して
こんな墓地への段つき道を台地の上に登る。
台地は広く開拓された畑地、
探し回って猪よけの陰で発見。
以上で本日の予定終了(13.53)。
ミクシイは此方から
ご来訪のついでに下のバナーをポチッと。
探訪。狙いは横川方面の三箇所だが、序のことに足慣らしのため
小根山森林公園を一回り。
R-18を西進、下野尻信号で左斜めにR-125。この道は旧中山道だが
旧R-18と言ったほうが分かり易いかな。兎に角、この先約9Kで
再び国道に合流するまで殆ど信号なしの快適走行が出来る。
(1)三等 臼ノ小屋 N-36-21-13-4 E-138-44-06-9 655.91m
横川の鉄道文化村信号を右折して旧道に出て左折、碓井の関前を
通過すると右手のこの看板から急坂林道を登る。1973年の
森林公園建設には県が関係しているので「群馬県野鳥の森」。
途中で振り返ると鉄道文化村の楽屋裏が丸見え、旧型車両が
雑然と並びまるで車両の墓場だ(9.55)。
坂上に集落があるので舗装完備の幅広道路、直ぐに梅林に囲まれた
文字通りの「梅が岡」にこんな道標。尤もこの先にも「2K 6分」の
道標があるから所要時間は余り当てにならない。
集落が終わると車一台がやっとの道、対向車が来ないことを
願いながら進むと森林公園の入り口。左手奥が資料館や管理棟。
駐車場から眺めると目標物は管理棟北側のこの稜線の先だが
直線距離は僅かに220m(10.14)。
取り敢えず、斜面を登って稜線、ここは森林公園の周回路には
なっていないが「イトシロ杉」「山武杉」「立山杉」が並んで
いて管理は十分。
僅かの距離で三角点発見。旧タイプの大きな石柱、そして
何とも味のある旧漢字「點」は其れらしき雰囲気十分。
(2)公園内周回
一旦、駐車場に戻り一呼吸置いてから「スズカケの道」を辿って
反時計回りの周回開始。入り口に注意看板。だが、何時も荒れ道
を歩いている爺イとしては倒木などに一々尻込みするわけは無い。
やがて注意看板の原因と思われる倒木。と言っても小さな木が
遊歩道に倒れ掛かっているだけで何の障害にもならない。
周回中に同程度のものが四箇所あつた。
誰一人居ない静かな遊歩道だが意外にアップダウンがあるので
足慣らしに最適。姿は確認できないが数種の小鳥のさえずりを
聞きながらコナラ・ケヤキ・イヌシデ・キハダ・サワシバなどの
周囲の巨木群を楽しむ。
約0.6k強でこの分岐道標、展望台はもう100m先に見える。
展望台着。かっては開けていたのだろうが周囲の樹木が生長して
しまい、眺望は大分妨げられている。
おまけに春霞で期待した裏・奥妙義はぼんやりで写真にもならずに
がっかり。
休憩の後、展望台を降りると足元に想定外の三角点。
地形図にもなし、国土院安中市三角点リストにも記載が無い
無籍物? 帰宅後に国土院に問い合わせを出しておいたが、返事は
連休明けのお楽しみ。N-36-20-52-1 E-138-44-28-0
(追記)3/30国土院から下記の返事があった。
電子国土についてお問合せいただき、ありがとうございます。
地図にも載っていない三角点があるとのお問合せですが、
国土地理院の基準点担当部局に確認を取りましたところ、
回答がありましたので、お知らせいたします。
問い合わせのあった三角点は、今年度新設した四等三角点で
点名は「森林公園」となります。
三角点としての成果が公表されるまでは未だ暫く時間が
かかりますので、ご了承ください。
とのことです。
よろしくお願いいたします。
************************
電子国土事務局
(財)日本地図センター 牧野
sec@cyberjapan.jp
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国土地理院 地理空間情報部 測量成果担当でございます。
以下に回答致します。
======================================
日頃より国家基準点等のご利用ありがとうございます。
ご提供いただきました情報につきまして、調査しました所、
小根山森林公園内に新規設置されました四等三角点と確認が
出来ました。
また、ご指摘いただきました成果リストや地図への反映に
つきましては、成果登録申請上の品質評価や成果等の整理な
ど手続きを経てからリストに登録されるため、成果リストに
反映がされてない状態になっております。
その後、地形図修正作業時に地形図への反映されますので、
修正には、お時間をいただく事となります。
ご理解の程よろしくお願い致します。
この度は、貴重な情報ありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。
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尚も南進して「山どりの森」に向かう。
こちらは「セコイア」や
「米松ダグラスファー」などの外来種の林。やがて園地着。
かつての展望場所も成長した巨木に囲まれて薄暗い。
山どりの森から「モミの林」を経て駐車場に帰着(12.10)。
(3)四等 横川 N-36-20-06-8 E-138-44-54-5 437.24m
R-18に戻って高崎方面に僅か、横川駐在所を左折してトンネルで
信越線を潜って再び旧道を突っ切って山手への急坂の蛇行道。
途中の崖下のお堂の前に数人が作業中なので一寸寄り道。
愛染明王の巨大な線刻彫りの像。型どおりの一面六臂で憤怒相。
全体写真では良く見えないので頭の部分。頭の上の怖い顔は
どんな苦難にも挫折しない強さの 象徴とか。そう言えば
去年の大河ドラマの主人公の 兜の前立てが「愛」だったな。あれは
軍神でもある 愛染明王か又は愛宕権現の「愛」だったので 謙信の
毘沙門天の「毘」の旗印と同じ意味。
巷間言われる「仁愛」「愛民」の「愛」ではない。
そこから100m地点で路傍駐車、高速道路北側の梅林台地を
進むと国土院記録の「報告なし」にも関わらず目立つ位置で
発見。
周囲の梅林は満開。
(4) 四等 梨子の木 N-36-19-51-9 E-138-45-57-9 423.23m
R-18で大きく高崎方面に戻って旧道分岐を左に入って踏み切り
を渡り高速下を潜って細道を山手に登る。適当に駐車して
こんな墓地への段つき道を台地の上に登る。
台地は広く開拓された畑地、
探し回って猪よけの陰で発見。
以上で本日の予定終了(13.53)。
ミクシイは此方から
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上杉景勝の元、兼続公は領民(新潟や米沢市民)に対しても様々な善政をしてくれたので、愛の兜は「愛民」の意味だと解釈してるんですよ。兼続公の"愛"を感じるんですよ(^^ゞ
本来の意味はーでは領民達は語ってないのですよ。
どうか"生暖かく"聞き流して下さいね(^^;
追伸 ちなみに新潟では、雲洞庵13世和尚・通天存達が「敬天愛民」(天を敬い民を愛せ)の思想を教えたとも伝えられています。