クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

サギ草の飛翔を見た H-30- 8- 9

2018-08-10 04:22:04 | 前橋・伊勢崎・桐生・太田方面

八月早々、伊勢崎の「石原鷺草園」さんから鷺草展の開催通知を戴いて
居たのでそろそろ頃合いと思って伊勢崎に向かった。

場所は伊勢崎市茂呂町。この町はかっては茂呂村の一部だった。但し平成の
大合併で伊勢崎市になったのではなく1940年の「戦時合併」で伊勢崎町に
吸収され同時に伊勢崎が町から「市」に昇格したときである。
この合併は「軍需合併」「紀元2600年記念合併」とも別称される戦時色が
強いものだった。

高崎駅東口からR-354バイパスを東進、「綿貫町北」で本線に合流し
ETC装備車専用の「高崎玉村スマートIC」を過ぎれば玉村地区、暫くで利根川を
境にして伊勢崎市、田園地帯を疾駆して整備の整った「ひろせ町」を眺めながら
広瀬川を渡れば右に「とりせん」でここに駐車。

石原鷺草園さんはこの「とりせん」の西側。小さな個人の庭を解放しているから
伊勢崎地区で盛んなオープンガーデンの一環かも知れない。
最近は花姿の絢爛を競う花とは別に地味な知名度の少ない花にも興味がある。
それが「ウバ百合」「ザゼンソウ」などだが鷺草もその一つ。
昨年、初めて実物を見た感想は「小さいな」「地味だな」程度だったが
今年は事前に解説などを読んで少しお勉強。

この花が「ラン科」に属することが先ず意外。ドロナワで仕入れた情報を
持って帰った下の画像に当て嵌めてみた。
「唇弁は大きく、深く3裂しーー」とあるから黄色の円内が全て唇弁なのだ。
確かに「ラン」の花を見るとこんなに大きくはないが唇弁は良くわかる。
「中裂片は披針形ーー」は確かに真ん中に棒状に伸びている。
「両側の側裂片は斜扇形で側方に開き出てその縁は細かく裂け、
この唇弁の開いた様子がシラサギが翼を広げた様に似ていることが
和名の由来であるーー」には「そうだそうだ」と勝手に頷く。
「側花弁は白色でゆがんだ卵型ーー」はそう見える花もあるかな。



園内の現状は未だ咲き始めらしく半分以上が未だ蕾。それでも搔き集めて
youtubeに纏めてみたが8/10夜半の強烈な雷雨に耐えられたか? 心配だ。
表題の「飛翔」とは戦中派の爺イにはこの花が戦闘機に見えるから勝手に
付けた。

サギ草 飛翔


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