クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

徳明園訪問 2019  R- 1-11-20

2019-11-21 06:10:06 | 高崎・甘楽・藤岡方面
そろそろ徳明園の紅葉が見頃の筈と決め込んで高崎市内の石原町に向かう。
ここは故・山田徳蔵さんが45年かけて人力のみで掘削した地中観音霊場の
「洞窟観音」が有名なところで併設として回遊式日本庭園の「徳明園」や
風刺漫画記念館の「山徳記念館」がある。

徳明園の紅葉は下部の池周辺から色づきが始まり次第に高みに移っていくのだが
池回りが見頃の時は高みは未だ色づき始めだし高みが全開の時は池周辺は
既に茶色に縮れて落ち始めてしまうので狙い時期が難しい。

駐車場から覗き込むと周囲は未だオレンジ掛かった程度、良く見通せないが
下部には赤が多いので池回りだけで良しと決めて入園。

入園すると右下方の「浦島の池」を遠望しながら左斜面に向かうと大きな
赤い石。説明板を見ると「徳明園奉納赤石」とあり一億年前の古生代後期に
形成されたものとされ徳明園建設時から設置され工事の安全を願ったとの事。



更に石段散策路を登って行くと徳蔵氏のユーモアが一杯の石造物が四個。



徳蔵氏の姿を「現役時代」「引退後の姿」「死後の姿」の三体で表す冗談の様な像。
それと戯れ歌の様な歌碑「人間万事 屁の如し ぷうと云字は 仏なりけり」
単純に笑えば良いのか? うーんと唸って悟り顔をすれば良いのか?


斜面を降りていくと小規模な石庭風の所に「亀の石」、但し記念館側から見ないと
その石が「亀」を擬しているとは分からない。



池の西端を回って反対斜面に行くと洞窟観音の観音群を作った新潟県魚沼出身の
石彫師高橋楽山の作品と云われる「笑う閻魔と笑う鬼」の像。良く見ると
閻魔は瓶と酒杯を持っている。



近くに高崎の誇る俳人の村上鬼城の句碑。
「からかさに いつか月夜や ほととぎす」



少し厳めしいが「水天」の像。水と子供を守護する神水の神で古来より
安産、子授かり、子育てについて信仰が厚い神様らしい。



「亀石」の看板付の石があるがどの部分が亀なのか判別不能だし、刻まれているという
徳蔵氏の句碑も全く見分けられない。



池の中にも造形物。浦島太郎やカエル・鶴までは撮れたが他にも二体あると聞くが
距離が遠くて確認できない。



記念館側に移ると石庭。枯山水と言うのかな。浅学の爺イには石庭と枯山水
との区別が分からない。



少し戻ると人工的に霧を噴出して湿度を保持しているらしい「苔庭」。



こんな所で周辺見物は終了にして本題の紅葉見物。

徳明園2019


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