![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/c8/112f5c12b6f6b3964e235c25346ff57b.jpg)
またもや「今見頃」に釣られて落胆の轍を踏んだ。
だが、考えてみれば「見頃」と感ずるかどうかは
個人差があるから満足している人も居る筈なので
何とも言えない。現に爺イが画像を撮らない程度でも
近くからは「奇麗だ!との声も飛んでいた。
そんな状態の中での搔き集めのyoutube。
少林山紅葉
で、当方はと言えばさっさと方針転換して寺院参観に
切り替え入口まで降りて仕切り直し。
スタートは車道に近く設置されたこの看板。
右端の「黄檗宗(おうばくしゅう)」に目が留まる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/14/ad535b11261cafebb4a2acc3a9bb0bea.jpg)
先ず、少林山の本山は京都・黄檗山万福寺であるとの
解説を確認。黄檗宗とは余り耳慣れないが
臨済宗・曹洞宗とともに達磨大師の教えを受け継ぐ
禅宗を構成していると聞けば納得。
従って少林山が黄檗宗であるのは当たり前なんだな。
先に歩を進めると豪華な「総門」、右隅には
小さな「窟門」があり屋根には遠目には鯱鉾と
間違えそうな「摩伽羅」が乗っている。
禅宗では全ての寺院で「表門」を「総門」と
称するんだそうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/31/36086286bf6cb4b6105acd4f9acd4b09.jpg)
1997年に開創300年を記念して建立されたこの門は
本山の総門を模したと云われるので一寸比較してみた。
成程、中央の屋根を高くし、左右を低くした中国の
牌楼式で別名「漢門」の造りが全く同じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/96/8391bf770343074e699a284661a6e375.jpg)
総門脇の窟門から入ると所謂「女坂」で石段抜き
ではあるが折角だから182段と聞いている石段へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/f0/31623d7e387497fe05ec858984ecf7aa.jpg)
登り始めると直ぐ左奥に「跳ね返り不動像」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/7d/a119d3e5042465ccac8a19b545df167a.jpg)
少し登ると右に禁牌石。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/3f/7752f958ee7c4594256a4bfdb262e923.jpg)
中盤を過ぎると右から女坂がクロスして「洗心亭」に
向かっているが上方に鐘楼が見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/5b/74a3fe32b3843a3d2f8acfde4befdfa6.jpg)
今度は女坂を使って洗心亭方面に行くと一見「古墳」に
見える「薬師塚」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/4b/50860c877bcf8769ad364acf0bb93e82.jpg)
その隣に県指定文化財の洗心亭。
ドイツの世界的建築学者ブルーノ・タウトが昭和初期に
この洗心亭に居住。タウトは、ここで日本文化を
あらゆる面から研究し日本国内外に広めた功績は実に
偉大。庭には、タウトの「私は日本の文化を愛する」と
ドイツ語で書かれた記念碑がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/85/c73884c30eb92412cc46c1d260f7fb53.jpg)
そのまま、女坂を登って霊符堂裏の大駐車場。
何本かの紅葉樹に囲まれて「少林山二号古墳」。
地滑り被害の多い少林山古墳群から再現されたもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/e5/d1ce902bb5a367ac3e391a799bde4d91.jpg)
再び元に戻るとダルマ堂。達磨大師坐像を中心に
堂内には古今東西各種各様の達磨が展示されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/9c/d05f3ec97315d9738ba4363fec5db022.jpg)
その隣が「霊符堂」で「本堂」に相当する。
霊符尊と達磨大師をお祀りしており、開山・
東皐心越禅師像も安置。
﨔権現造りでお寺なのに神社の雰囲気もある建築様式
で明治44年に再建された本堂。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/67/992baac221995aec7f445fd08f26ae72.jpg)
少し西北に進むと「観音堂」。十一面観世音菩薩を祀るが
創建当時の姿を今に伝える茅葺き茅葺のお堂。300年前は
「無尽法蔵」という一切経を納める経蔵、後に霊符尊を
お祀りして霊符堂、明治末新たな本堂が完成すると
霊符尊は本堂に遷座して今の観世音菩薩を祀ることに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/14/47764eae1b3841bb49730d9f895d067a.jpg)
その北の小山の一角が百庚申。130体程の庚申塔。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/37/1e64ffa37da918fa99a2035a5fa196b8.jpg)
ここから下方に寺務所を兼ねる瑞雲閣。
禅の教えを広め、精神文化の向上と発展に寄与するため、
昭和50年に建設。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/75/b42a1dc54eecd93490a7a3f2e5686d50.jpg)
その右が大講堂。
昭和2年に完成した禅の道場。達磨大師を本尊にお祀りし、
禅を通じて人格教育を行ない、サークルでの禅研修や
新入社員研修など寝食を共にして、禅の生活を体験する
研修の場。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/1f/3f9aefe8c4dc114a7d64440e56164bdf.jpg)
遠く榛名を望んで一巡終了。本日はこれで良しとする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/eb/7af2fe44e845d2a803cd8db8c1664b0e.jpg)
以上の説明は「少林山山内案内」より抜粋。
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だが、考えてみれば「見頃」と感ずるかどうかは
個人差があるから満足している人も居る筈なので
何とも言えない。現に爺イが画像を撮らない程度でも
近くからは「奇麗だ!との声も飛んでいた。
そんな状態の中での搔き集めのyoutube。
少林山紅葉
で、当方はと言えばさっさと方針転換して寺院参観に
切り替え入口まで降りて仕切り直し。
スタートは車道に近く設置されたこの看板。
右端の「黄檗宗(おうばくしゅう)」に目が留まる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/14/ad535b11261cafebb4a2acc3a9bb0bea.jpg)
先ず、少林山の本山は京都・黄檗山万福寺であるとの
解説を確認。黄檗宗とは余り耳慣れないが
臨済宗・曹洞宗とともに達磨大師の教えを受け継ぐ
禅宗を構成していると聞けば納得。
従って少林山が黄檗宗であるのは当たり前なんだな。
先に歩を進めると豪華な「総門」、右隅には
小さな「窟門」があり屋根には遠目には鯱鉾と
間違えそうな「摩伽羅」が乗っている。
禅宗では全ての寺院で「表門」を「総門」と
称するんだそうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/31/36086286bf6cb4b6105acd4f9acd4b09.jpg)
1997年に開創300年を記念して建立されたこの門は
本山の総門を模したと云われるので一寸比較してみた。
成程、中央の屋根を高くし、左右を低くした中国の
牌楼式で別名「漢門」の造りが全く同じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/96/8391bf770343074e699a284661a6e375.jpg)
総門脇の窟門から入ると所謂「女坂」で石段抜き
ではあるが折角だから182段と聞いている石段へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/f0/31623d7e387497fe05ec858984ecf7aa.jpg)
登り始めると直ぐ左奥に「跳ね返り不動像」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/7d/a119d3e5042465ccac8a19b545df167a.jpg)
少し登ると右に禁牌石。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/3f/7752f958ee7c4594256a4bfdb262e923.jpg)
中盤を過ぎると右から女坂がクロスして「洗心亭」に
向かっているが上方に鐘楼が見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/5b/74a3fe32b3843a3d2f8acfde4befdfa6.jpg)
今度は女坂を使って洗心亭方面に行くと一見「古墳」に
見える「薬師塚」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/4b/50860c877bcf8769ad364acf0bb93e82.jpg)
その隣に県指定文化財の洗心亭。
ドイツの世界的建築学者ブルーノ・タウトが昭和初期に
この洗心亭に居住。タウトは、ここで日本文化を
あらゆる面から研究し日本国内外に広めた功績は実に
偉大。庭には、タウトの「私は日本の文化を愛する」と
ドイツ語で書かれた記念碑がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/85/c73884c30eb92412cc46c1d260f7fb53.jpg)
そのまま、女坂を登って霊符堂裏の大駐車場。
何本かの紅葉樹に囲まれて「少林山二号古墳」。
地滑り被害の多い少林山古墳群から再現されたもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/e5/d1ce902bb5a367ac3e391a799bde4d91.jpg)
再び元に戻るとダルマ堂。達磨大師坐像を中心に
堂内には古今東西各種各様の達磨が展示されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/9c/d05f3ec97315d9738ba4363fec5db022.jpg)
その隣が「霊符堂」で「本堂」に相当する。
霊符尊と達磨大師をお祀りしており、開山・
東皐心越禅師像も安置。
﨔権現造りでお寺なのに神社の雰囲気もある建築様式
で明治44年に再建された本堂。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/67/992baac221995aec7f445fd08f26ae72.jpg)
少し西北に進むと「観音堂」。十一面観世音菩薩を祀るが
創建当時の姿を今に伝える茅葺き茅葺のお堂。300年前は
「無尽法蔵」という一切経を納める経蔵、後に霊符尊を
お祀りして霊符堂、明治末新たな本堂が完成すると
霊符尊は本堂に遷座して今の観世音菩薩を祀ることに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/14/47764eae1b3841bb49730d9f895d067a.jpg)
その北の小山の一角が百庚申。130体程の庚申塔。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/37/1e64ffa37da918fa99a2035a5fa196b8.jpg)
ここから下方に寺務所を兼ねる瑞雲閣。
禅の教えを広め、精神文化の向上と発展に寄与するため、
昭和50年に建設。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/75/b42a1dc54eecd93490a7a3f2e5686d50.jpg)
その右が大講堂。
昭和2年に完成した禅の道場。達磨大師を本尊にお祀りし、
禅を通じて人格教育を行ない、サークルでの禅研修や
新入社員研修など寝食を共にして、禅の生活を体験する
研修の場。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/1f/3f9aefe8c4dc114a7d64440e56164bdf.jpg)
遠く榛名を望んで一巡終了。本日はこれで良しとする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/eb/7af2fe44e845d2a803cd8db8c1664b0e.jpg)
以上の説明は「少林山山内案内」より抜粋。
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