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クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

藤岡御嶽山周回 H-23-12-10

2011-12-12 19:05:53 | 高崎・甘楽・藤岡方面
漸く晴れで微風の予報、12月に入って冬篭りと決め込んで暫く歩いていないので
足慣らしで藤岡の御嶽山の周回へやや遅出で出かけた。

R-254の「本郷」を右折してR-13に入り3.7K走って「宿神田(ジンダ)」から右折して
R-176に進む。約4K程の左側に御霊(ゴリョウ)神社」に駐車。その先の登山口の
駐車場の筈の場所はロープが張られて立ち入り禁止になっていた(11.00)。



男道と通称される御嶽コースの登山口は林道で「塩水口」の表示。



林道は舗装だが落ち葉が積り山肌からにじみ出る水で滑り易い。いきなりの中登。
舗装が終わるとこんな感じの道になり「木材搬出用塩水二号」との表示物もある。



蛇行の角に最初の道標、向きが尾根を指しているので一寸入ってみたがとても歩ける
状態ではなく戻って再び林道歩き。どうやら反時計回りで山裾を回って山麓の
東北面に向かっている模様。



やがて林道の終点



ここから左に急旋回してやや痩せた尾根を急登するが「ロープにさわるな」の
注意看板も。多分ロープの老朽化で危険なのかもしれない。



行く手はこんな感じ



漸くコブを乗り切って振り返る。



北側が開けての展望場所、下にはゴルフ場も見えるが位置からするとツインレイクスか?
若しかするとこの位置は「見晴らし」と言われる所かも知れないが表示物は見当たらない。



間もなく「追分」の道標。



近くのコース図は裏返って倒れていたが現在地の確認。まだまだ歩き始めだ。



その直ぐ先に三角点発見。と、すると此処が地形図の「高山」405.5mなんだな(11.42)。
藤岡市発行のハイキングコース案内では此処の事は記載が無く、西の「御嶽」のみが
記されている。



四等で点名は高山でも御嶽でもなく「中組」。



ピークの下りに入ろうとすると目の前に「危険」の表示。



成る程、際どい山際の下りが続くがしっかりと補助ロープが付いているので安心。



こんな所を進んで前方の大きなピークに向かう。もう、大小合わせて五回目の
登りになるのでやや脹脛も突っ張ってきた。



登りにかかると斜面に「がんばれ」の看板。



似たようなのが榛名の二つ岳にも
あつたなーーと考えているうちに売り物の「御嶽」に到着。
石宮・仏像各一と石碑が三基。



一番東寄りに「小彦名命」、常世の国から光り輝いてやって来た小人神、大国主命の
パートナーとして国造りしたとされる。云わば国土の開祖神でもあり
農耕文化の根源神というところか。



この仏像を挟んで向かって右が八海山大神、左が意波羅大神。何れも御嶽信仰がらみ。



さて、御嶽を西へ乗り越すと斜面に「三笠山刀利天」の石碑。木曽御岳の前山の一つ
「三笠山」に棲むと言う天狗様?



長い下りを経て六回目の登りはロープ付きで楽をさせてもらう。



途中に本日最初で最後の目印テープ、若しかすると登山用ではない?



左側のロープに縋ってトンガリを登る。



前方に頂上が見えてきた。



このロープで何も無いピークを通過。



続いて又トンガリに見える突起。



そして着いた所に「おそ松」の看板。



何の意味か良く分からない。若しかすると近くのこの松のこと?



日当たりの無い稜線から一瞬開放されて鞍部でこのルート初の紅葉。



道端に落ちたて居る「龍背」の看板を見る。



かつてはこんなに綺麗だったのに。



再び紅葉が目を楽しませる。





やがて、左手に竹薮が出てきて「秘竹」の看板。何が「秘」なのか判らないが良く
観察すると竹薮の中の数本がかつて八幡神社で見た「目青竹」に似ていた。




黄葉も見られる。もう、此処まで来ると日向山も近い。尤も山と言ってもこの山塊の
西端の一角に過ぎなく稜線からの突起も無いので気をつけないと見逃してしまう(13.15)。



かつての綺麗な標識。



近くの案内板でルートの再確認。



一呼吸おいて山塊からの下りに掛かる。からからに乾いたザラ場に落ち葉が薄く
積もっていて滑り易く厄介な道だ。

やがて「見晴らし台」の道標があるので一寸寄り道。僅かの登りで到着。



未だ、樹葉が残っているので展望はイマイチ。
赤城方面



小梨山方面



子王山 
  


そして此処に紅葉



見晴らしを降りてパンフにある「ロマン橋」、こっちが恥ずかしくなるような
老朽の橋。



そして遊歩道の終点。



振り返って御嶽の山塊、



本日の爺イ、三脚を忘れたので影だけ。



直ぐに村道に出る。ここが登山道入り口。



ここからは果樹園と思われる農地の間の細道を上りあげて県道に出るが意外に
大きい高度差に吃驚。約0.4kの県道歩きで「みはらし茶屋」へ。
途中では子王山が良く見える。



そして到着。数台の車があるが茶屋は日曜だけの営業なのでお休み(13.57)。



茶屋の南からは少し展望が開けている。





子王山登山口近くで遅い昼食。登る前に帰りのバス時間を確認したら驚いた事に
ネットで確認した時刻表は大幅に変更されており、次は二時間先の16.08に
なっている。予定では15.10に乗って駐車場に行き夕方の予定があるので
16.30には帰宅しなくてはなら無いのに。



急遽、予定変更で駐車場所まで歩いて帰る事にした。だが、県道を使えば神社まで
6.5kある。そこでかって友人に聞いた事があるショートカット道を探す事にした(14.18)。
藤岡方面と思える景観を見てスタート。



一旦、0.4k程県道を戻り果樹園に下って農道へ。ここでご近所さんにルート確認して
東にスタート。
直ぐに分岐に遭遇、ここは左の下りを選択。



渓流沿いの薄暗い林道をせっせと足早に歩く。方角は前半が北東、東南に
転じてから最後は東向き、何の変哲も無く勾配もかなりきつくて膝に堪える。



約30分の下りで県道に飛び出した。目の前に「入山」と書かれたスクールバス停。
この位置はN-36-11-43-9 E-139-01-09-4たから地形図上では破線が二本に分かれて
東向きは実線に変わって県道にぶつかる位置、県道が南進を始める首のところ。
予定通り南へのふくらみを100%カットした事になる(14.47)。



ここからなら神社まで1.6K程度。約0.3Kで「高山中組」のバス停。



山手に大きな「御嶽大神」の石碑。



山手に上がる道もある。ここが地形図の破線の道で御嶽よりやや西よりの「欅」に
到達する道だろう。かって「あおちゅう」さんが下っている道だ。
現在、山中に「欅」の道標は見当たらない。



多分縦走したのはこの山だろうと思いながら夕日に映えるこんな山を仰ぐ。



そして予定通り神社に着いたのが15.11、帰宅予定には十分だった。14.000歩。



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4 コメント

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Unknown (egiko-ike)
2011-12-13 14:10:30
懐かしい御嶽山を紹介いただきました。
4年前高山中組から小さな沢に沿って、石像がたくさんあるところまで登りました。秋の台風の後で倒木に悩まされながらの登りでした。紹介された尾根道を西にたどり椚山のに降りる。そしてまさにショートカット道をまで戻る。あの陰気な暗い沢沿いの道を爺サマもたどったんだ。
その後、春に椚山のを車で訪ねました。桃源郷とはあんなところをいうのでしょうね。それは素晴らしい花に埋まった集落でした。藤岡から車で30分ですが、昔は周囲と隔絶した村落だったのでしょう。まで舗装路は続いていますが、かなりの急勾配で雪が降ったら大変でしょう。
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re.御嶽 (爺イ)
2011-12-13 18:48:19
egiko-ikeさん
冬場の里山第一弾でした。あのショートカット道は茶屋付近まで民家が延びているので
生活道路になっているんでしょうか、完全舗装の良い道でしたが寒気が本格的になれば
渓流の湿気も強いので凍結が早いかも。
今年の冬は高崎教育委員会の出した石像物関連の資料によって市内の石像群を探ってみる積り。
返信する
Unknown (萌音)
2014-03-04 12:54:03
こんにちは。藤岡のブログを色々読んでたらコチラのブログに辿り着きました。写真が綺麗でオシャレなブログですね。羨ましいです。
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re。御嶽 (爺イ)
2014-03-07 09:02:46
萌音さん
コメント有難うございました。当方、高齢の
足弱ですので登りはフツーの人の二倍以上の
時間を掛けて低山のハイキングを楽しんでいます。今回の豪雪では雪山装備を持っていないので
啓蟄を過ぎても当分は冬篭りの予定。
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