汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 蒼

2008年12月30日 | 初期中期の詩

出口はありますか

そこから見える景色は綺麗ですか

周りにはひっそりとした木があるだけです

やさしい眼で

やさしい出で立ちで

この世界の中で生きている

そして今、彼らに抱かれて

今を涙するだけです
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みやすけの詩 ちっぽけ

2008年12月30日 | 初期中期の詩

ちっぽけだ
こんな僕に託された運命を
一筋の流線の明日の混沌を

一点の起点に
溶け合った過去と未来が
僕のこんなちっぽけな存在と
他のたくさんのちっぽけな存在が

明日を鮮やかな模様にするのだろう
幻想的で繊細で
魅力的でいてそして病的な
その運命のなかで

形を失う僕の存在
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