汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 月光花

2009年08月06日 | 初期中期の詩
花の儚い命に魂は悶え
夜の刹那に過ぎゆく哀しみ
雨は切なく私の頬に流れ落ち
途絶えた息に
ひっそりと寄り添うあなた
存在自体が何か朦朧と
歪に佇む一人きりの私
血にまみれた手を掲げ
落ちぶれた残光に
希望は散り散りに消えていく
そして私は今
道の向こうへ歩みを進める
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