汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 霧雨

2009年08月15日 | 初期中期の詩
雨香る
心に霧雨滴る感情
あなたの頬に伝う温かい涙
空に遥かな風が過ぎ行き
私が抱いた哀しみを
やさしいあなたの腕の中で緩和していく
あなたの悲しい表情が
私の感情の奥底まで響き
雨に濡れた体をそっと
虚空の彼方へと投げ出す
そして再び戻る事のない
孤独の遊泳を
私は空しく続けている
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