汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩

2011年11月07日 | 初期中期の詩
絡み合う指 愛の滴を舐める 舌が赤く燃える
愛ゆえの夢に 確かな理性は壊れる 中枢の損壊
愛が胎の中で弾ける 爪弾かれる唄を聴かせて

謎に包まれた あなたの心 完熟の胸が揺れる
あなたの指の中で 私は想う 無為に交わされる接吻の恍惚

もてあそぶ 心が狂い 愛を叫ぶ 戦慄に震える この手が熱い
身体が焦がれて行く あなたの言葉にそそのかされ 私は意識を失う
悦びに震えて 愛が名もない時間を刻む 壊れてしまいそう
あなたの愛の中で 私の形を失う 怖くはない 渦巻く熱気の激しさ

心を残しただけの 愛を頂戴 あなたの指に絡まるのは
愛を失った 人形の叫び 一つの生命 無謀の中の欲望 二つの心
この愛を見失わないように 光は照らす 二つの亡骸を 無情の華を
二人の愛 狂想に惑う あなたの指に導かれて 私は泣くの
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