波は寄せる この地上に 咲いた花
凍るように 瞳を伏せた 導き 暮れる 鮮やかな星に
子供が悪戯をするように 重ねた手は
冷ややかな風が通る道 あなたを愛するが故に
何処までも深い感情を 共有したい この身体と
静まり返る この場所には 雪が降る
火照る身体は あなたの唇を求める
突き刺すような肌の痛みが より孤独に馴染むように
香り 欲する あなたの微笑みには 立ち込めた暗雲が
遥かな場所へと 導く風よ
冷たい身体は 愛を求めて 彷徨い歩く
潤い滴る唇の 甘い言葉を紡ぐ 愛しき あなたの姿を
苦しそうに 瞳を見つめる 静かな闇の中で
感じる 鼓動は波打つ 弾け飛ぶ 飛沫のように