遠い 水面に流れ 終焉をよぎる
裏腹の感情に 甘く蕩ける 口元が別れを告げる
綻び始めた 心と身体が 憔悴し切った 表情を映す
揺れる灯火 身体に流れる 胡乱な視線に 瞳を逸らせ
手を延ばした あなたの身体に 触れたくて
どこまでも深い闇は 唇を開けた その時に 感じる 憂鬱
触れたい 果ての無い流れに 身を任すように
どれだけ愛を契っても 不意に流れる涙は 瞳を閉ざすだけ
悲しみを抱き 怯える身体
無性に苛立つ 感情は あなたへの愛を 繋ぎたいが為に
擦れ違う この感情に 身を任すだけの 覚束ない指先は
宙を切ったままの 操り人形にように