汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 夏の終わり

2008年05月22日 | 初期中期の詩
リーン、リーン、
夏の終わりの鈴の音に、僕は一人漠然とした孤独に苛まれている
この季節独特の涼しげな空気
死に向かう昆虫達
やがて訪れる春の蠢きに
思いを寄せて…

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みやすけの詩 流れる

2008年05月22日 | 初期中期の詩
今日、一日が終わり、また明日が来る。
そうした一本の川の流れのように、時に速くなり、時に緩やかになりもなり、
僕自身がその川に流れていく。
そういう僕も時には不安に駆られ、途中の石につかまったり、
逆流したくなる時もある。
でも心の安定している人は、そんなのかまわず身を任せていられるんだね。
ゆっくり、ただゆっくりとね。

想像してみると、なんて気持ちいいんだろう。
川の水と自分とが、溶け合っている。
いいぞ、この調子で
心安らかに…

この調子で、明日も緩やかに、自然に流れていこう。
大海原へとたどり着く、その時まで…
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みやすけの詩 相棒

2008年05月20日 | 初期中期の詩
日差しが穏やかな日頃、僕は精一杯に伸びをする。
そこら辺に浮いている、
沢山のエネルギー粒子達が僕の体の中へ入っていくのが分かる。
僕の相棒は、今日も石の上で日向ぼっこをしている。
ただ汚い水の上に覗く石の上で、僕みたいに手足をぐぅっと精一杯に伸ばし
日光を浴びている。

人生の事なんて何も考えてないように見えるその無表情な顔だけれども、
こいつはこいつで、しっかり適応してるんだな。
たとえ汚い水の中で日々を暮らせといわれても、
精神を病む様子もなく、
毎日をただエサをせがみ、大好きな日向ぼっこをし、今を生きている。

相棒が、これからの未来に思いをはせるようになったら、
こいつも、精神を病んでしまうのかな?
沢山、苦しむ事になるのかな?

でもその時は、
お前はあの時は、石の上で手足をぐぅっと伸ばして日向ぼっこをしていたんだよ。
その時はその時なりに、お前なりに満たされていたんじゃないか?

って、言ってやろうと思う。
そうすれば昔の自分を思い出すかもしれない。
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みやすけの詩 繋がり

2008年05月19日 | 初期中期の詩
電話越しのの君の声に、僕は安堵の溜息をついた

「今日はこんな事があったよ」

「今日、すごい楽しかったんだよ」

時たま見せる幼い君の話し方に、僕は心の中でクスッと笑っている。

こうして君と繋がっているこの時間は、僕の心をよりリラックスさせてくれる

話題がどんどん盛り上がっていく

楽しいな

この時間がずっと続けばいいのに
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みやすけの詩 空へ・・・

2008年05月18日 | 初期中期の詩
只今低空飛行中、只今低空飛行中です
とても水面が近いよ
そして気持ちがいいよ
こうやって低く飛べば、水が細かく揺れているのが分かるんだ
それは一瞬で過ぎていくけど、新しい景色が僕を待ってるよ
ずっと続く揺れる水面

翼の前の方を少し上へ上げると、急に目の前がもっと広くなる
今まで近かった水面が急に遠くなり、今度はとても大きな夏の雲と、
まぶしいほど輝く太陽が僕の前へくる
今度の景色はまるで底がない!
どこまでも行けるのだ
この空を越えて、今度は宇宙へ行こう

どこまでも、どこまでも際限なく
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みやすけの詩 青年

2008年05月18日 | 初期中期の詩
遠い空を見ている

あの頃の風を感じている

遠い未来を見ようとすると、分厚い雲がそれを邪魔した

遠い未来に思いをはせ

今日は家に帰った
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