パイロットや溶接工など職業上、常に高いレベルの電磁場にさらされている人は、致死性の「運動ニューロン疾患」を発症するリスクが高いという論文がBMJに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。電磁界への暴露と、脳と脊髄の運動神経細胞の進行性変性疾患である筋萎縮性側索硬化症(ALS)との関連を示しているそうです。ALSは非常にまれで、10万人当たりの新たな発症例は年間平均2人、一般的には年齢55~65歳の間に発症することが多いそうです。超低周波電磁界に高いレベルでさらされる職業の人は全くさらされたことのない人と比べ、ALSの発症率が2倍以上だと指摘。研究では、55歳から69歳までの男女12万人の17年間にわたる観察診療記録を調査。さらにこの期間にALSで死亡した男性76人と女性60人を、無作為に抽出された約4000人の対象群と比較した結果、こうした結論を得たそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3123459
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