オーストラリアにある世界最大のサンゴ礁、グレートバリアリーフ(Great Barrier Reef)で白化現象が昨年に続き今年も確認され、専門家らは回復する見込みがないと警告したそうです(AFPBB NEWS)。海水温が再び上昇していることが原因ということです。研究者らは先月、今年に入って大規模な白化現象が見られると発表しており、その後、上空から全長2300キロにおよぶグレートバリアリーフ全域を調査したことで、その懸念が現実であることが確認されたということです。昨年はグレートバリアリーフの北側に深刻な白化現象がみられたが、今年は中部の3分の1のサンゴ礁が最も大きな被害を受けているそうです。成長が最も早いサンゴでも、完全に回復するまでに少なくとも10年はかかるとも。サンゴ礁の白化現象が見られたのは、1998年、2002年、2016年に続き4回目だそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3124548
http://www.afpbb.com/articles/-/3124548