地球規模の樹木種データベースが公開され、現存する計6万65種の樹木種が確認された他、絶滅の危機に直面している9600種についても明らかになったそうです(AFPBB NEWS)。英国Londonに本拠を置く植物園自然保護国際機構(BGCI)によると、世界で最も多様な樹木個体群が存在する国はブラジルで、8715種が確認されたそうです。また、その国にしか存在しない固有種も4333種に上り、世界最多。樹木種全体の58%は単一国固有種。マダガスカルの固有種は2991種、オーストラリアでは2584種。樹木種がブラジルの次に多いのはコロンビアで5776種。これにインドネシアの5142種が続く。そして、樹木種6万65種のうち、保全状況の評価が行われているのは2万種前後にとどまり、うち9600種が絶滅の危機に直面しているそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3124116
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