体に装着して使用する超高感度の汗センサーで、嚢胞性線維症や糖尿病などの病気の診断と治療を改善できる可能性があるとの研究論文がPNASに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。従来の汗センサーは汗を採取する間、患者は30分間身動きが取れなかったそうですが、この最新モデルはその必要はなく、検出に要する汗の量も従来型と異なり微量で済むそうです。このウエアラブル機器は、自由に曲げられるセンサーとマイクロプロセッサで構成されており、皮膚に貼り付いて汗腺を刺激するものだそうです。そしてこのセンサーは、さまざまな種類の分子やイオンの存在を検出。例えば、汗に含まれる塩化物の量が多いほど、センサー表面で発生する電圧が高くなるそうです。塩化物イオン濃度が高いのは嚢胞性線維症の兆候である可能性がある一方、高血糖値は糖尿病の兆候の一つ。さらに、このセンサーからは分析と診断のための検出結果が電子的に送信されるそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3125444
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