ジャイアントパンダが竹を主食とする理由が解明されたそうです(YOMIURI ONLINE)。大きな身体を持ちながら栄養価の低い竹やササを愛する理由は、「百万年の謎」(人民日報)とされてきたそうです。新華社通信によると、パンダのフンの分析を通じ、パンダの腸内細菌群は竹の繊維を分解する能力を持たないことを解明。パンダは食物繊維のセルロースではなく、竹に含まれるでんぷんなどから必要なエネルギーを得ているというのです。竹を主食とする理由について〈1〉ほかの食物よりも広く分布し、食物として竹を争う動物が少ない〈2〉比較的高濃度のでんぷんが得られる〈3〉四季により各部位のでんぷん含有量が変わるため、パンダは季節に合わせて含有量の高い部位を食べることができる――点を挙げているそうです。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20180227-OYT1T50133.html?from=ycont_top_txt
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