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豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

気候変動が起因の移民

2018-03-30 08:30:40 | 研究
世界銀行(World Bank)が先日、気候変動を放置し続けた場合、30年後には凶作や干ばつ、海面上昇から逃れる移民が大量に発生すると警告する報告書を発表したそうです(AFPBB NEWS)。気候変動に起因する移民問題の報告書は初だそうです。報告書によると、2050年までに1億4300万人の生活が脅かされ、移動を余儀なくされるそうです。アフリカのサハラ以南で8600万人、南アジアで4000万人、中南米で1700万人。途上国の人口の半数以上がこれらの地域に居住しており、住民の2.8%が気候変動リスクにさらされる恐れがあるそうです。また報告書によると、2050年までにエチオピアの人口が2倍になる一方で、作物の収穫量が減少し移民が増加するそうです。バングラデシュでは国内避難民の中で気候移民が占める割合が最大に。また、メキシコでは居住が困難になった地域から都市部への人口流入が加速するとみているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3168054?cx_position=7
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