Haa - tschi  本家 『週べ』 同様 毎週水曜日 更新

納戸の奥に眠っている箱を久しぶりに出してみると…
買い集めていた45年前の週刊ベースボールを読み返しています

#30 ドラフト 1期生

2009年05月20日 | 1978 年 
ドラフト1期生がプロ入りして13年、その殆んどがプロ野球の世界を去りました。第1回の
ドラフト会議で指名されたのは 131人で、そのうちプロへ進んだのは半数にも満たない
52人でした。まだ各球団のスカウティング能力も不十分で、恐らく "数 撃ちゃ当たる" 的な
感覚だったと思われます。

1年目が終わった時点で早くも3人が去り2年目を迎えられたのは49人、3年目は44人になり
4年目以降も減り続けて13年目の'78年時点で現役でいられたのは8人だけでした。13年目
ということは高卒だと31歳、大卒なら35歳ですから 今ならもっと多くが現役でいるだろうと
思いましたが想像していたほど多くはありませんでした。メジャーへ行った黒田・岩村・井口
他にも小笠原・松中・今岡などが13年目ですが、今なお現役は20人余りです。

投手で成功したと言えるのは鈴木(近鉄)・堀内(巨人)・木樽(ロッテ)の3人でしょうか。打者では
藤田(阪神)・長池(阪急)・水谷(広島)くらいが目立つくらいです。昔も今もプロの世界で生き残れる
選手は一握りですが、今は猶予期間というか球団側も少し長い目で見てくれるようになりました。
1期生は5年目終了時点で半数がクビになっています。逆に、第二の人生をやり直すには早めに
見切りをつけてあげた方が本人の為になるのでしょうけど。

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