漁師になるための学校、漁業学園。
こんにちは、園長の青木です。
学園のホームページはこちらです。
www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
ゴールデンウイークも終わり、今日の夕方に48期生が戻ってきます。
そして!遠洋漁船の人達は、ゴールデンウイークなんて関係なしに働いていますよ!
世間が休みの間に、47期生がぞくぞくと初出航でした。
今回お知らせするのは、はるばる新潟県から来たK君です。
ものすごい努力家で、昨年度に3級機関の筆記を合格した一人です。
知事表彰も受けています。
この船の漁労長は、しっかりした方で仕事の上では厳しいそうです。
でも、彼なら心配ありません。
学園の時と同様に、すぐに回りからの信頼を勝ち取ることと思います。
すでに1航海を終えてきた、別のかつお船に乗るS君から動きやすいカッパをプレゼントされていましたよ。
漁師になりたい方の学園見学はいつでも受け付けています。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
今年も学園の見学会を開催します。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/harunokengakukai.html
また、県内の中学など、ご要望があれば説明に伺います。
【カツオ船とビンナガ】
かつお一本釣り漁船は、カツオだけ無く小型のまぐろであるビンナガもターゲットです。
特に、初夏の時期は近海のビンナガを獲りに行くことが多くなります。
はごろも缶詰のシーチキンで「一本釣り」と書かれている商品をご覧になったことがありますか?
あれは、一本釣りで漁獲された鮮度の良いビンナガを使っています。
なぜか、値段もそんなに高くないので、食べ比べてください!
ちなみに、「シーチキン・マイルド」は原料がカツオですよ。
ただし、今はカツオの値段が高いので第8永盛丸も、カツオを獲りに行くかもしれないそうです。
園長のつぶやき
玉石混淆...価値のあるものと無いものが混ざり合っていることです。
学園に入学してくる生徒は玉石混淆です。
我々は、普通の石も磨き上げて、光り輝く玉にしなくては行けません。
そして、なにより生徒自身が自覚を持って自分を磨く必要があります。
K君は入学したときから玉だったかもしれません。
誰よりも自分を磨きました。最初から自分を磨くことが出来る人だったから玉と言えると思うのです。
きっと、これからも自分を磨き続けることと思います。
残念ながら、学園にいる1年間で自分を磨けなかった人もいます。
学園はたったの1年間です。
その間で磨けることには限度があります。
だから、学園にいる間に自分を磨ける人に育てなくはなりません。