静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

48期生の寮生活

2017年05月11日 08時12分00秒 | 学園紹介

漁師になるための学校、漁業学園。
こんにちは、園長の青木です。
学園のホームページはこちらです。
www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940

今回は寮生活の様子をご紹介します。
生徒のほとんどは、初めての寮生活です。


親や、仲の良かった友人達と離れて新しい自分の生活を始めなくてはなりません。
嫌な部分があっても、皆とうまく付き合うこと。
わがままを抑えて、集団の中での自分の位置を確立すること。
そして、自分のことは自分でやること慣れていきます。
そうは言っても、同年代。しかも志は同じ。
必ずしも、すぐに友人が出来る人ばかりではありませんが、じきに全員が顔見知りです。
始めは大きなストレスがあると思いますが、辛く思うのはわずかな期間です。

漁師になりたい方の学園見学はいつでも受け付けています。
今週末は来年度の入学説明会があります。
必ず、事前に参加希望をご連絡くださいね。お待ちしています。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/harunokengakukai.html
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp

 園長のつぶやき
生徒にとって、寮生活を始めることは今までの生活と比べて苦労が多いと思います。
しかし!ですよ。
もし、学園に来ないで漁船に乗るとします。
揺れる船、知らない先輩船員、慣れない仕事、海しか見えない毎日。
話題のテレビ番組を見ることも、LINEでトークすることもかないません。
これに加えて、平作空間での逃げ場のない集団生活になります。
運良く船酔いはしないかもしれません。
ストレスの中で(人によっては無意識のうちに)こう思います。
「自分は漁師に向いていない」
「自分が求めた物はここにない」
つまり、逃げる理屈を考えます。

寮生活を経験することが、いかに大事なことかお分かりいただけるでしょうか?

コメント
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