漁師になるための学校、漁業学園。
www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
こんにちは、園長の青木です。
今回は楽しいお出かけでした。
磐田市のヤマハ発動機株式会社に伺いました。
目的地は企業ミュージアムであるコミュニケーションプラザです。
今回は、大隅館長のご厚意で「学園生のために」エンジンの分解組立実習をやらせていただきました。
本来は、夏休み期間中に親子参加のイベントで行うものです。
大隅館長!ありがとうございました!!
まずは館長からヤマハ発動機の説明。
そして、二人一組になって実習です。
なんと、各テーブルにヤマハの方が付いてくれ、詳しく教えてくれましたよ!
使うのはゴーカート用の100cc、2サイクルエンジンです。
2サイクルエンジンは構造がシンプルなので、初めていじるエンジンにピッタリです。
生徒も勉強になり、楽しい実習だったと思います。
現物で勉強するのは大事です。
昼食後はプラザ内を自由見学。
最新のジョイスティックで360度、自由に推進できる装置のシュミレーターや
ルアーフィッシングの体験コーナー
各種エンジンのピストンも展示されており、楽しく勉強できたと思います。
ヤマハ発動機のみなさん、ありがとうございました!
学園へのお問い合わせは下記までどうぞ。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
【ヤマハ発動機と漁業】
ヤマハ発動機が苦労して船外機エンジンを開発したことはテレビ番組のプロジェクトXでも紹介されました。大隅館長も開発に携わっていたそうです。
今ではホンダやスズキも船外機エンジンを作っていますが、シェアのトップはヤマハです。
ただエンジンを作るだけなく日本の漁業を東南アジアの各地で紹介し、世界の漁業の底上げをしたことがプロジェクトXで紹介されています。実は漁業とも関わっているヤマハ発動機です。
園長のつぶやき
ヤマハ発動機がエンジン組立のイベントを行っているのは、若者の機械離れを少なくしたいと言う思いからだそうです。モノ作り大国の日本でも、現場を支える人が減少しています。
水産加工の会社でも、工場での製造と、事務所などでの営業の仕事があります。
人気のあるのは営業職。
漁船でも、機関員より甲板員に人気があります。
しかし、どちらも大事な仕事です。
そして、機関員は楽しい仕事だと思います。
自分の前にある、エンジンという目に見えるモノが相手です。
学園の生徒には、その楽しさを教えたいと思います。