静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

実習のスタートはロープワークの復習から

2017年08月29日 14時08分11秒 | 実習

9月も見学会を開催しますよ!
 平成29年9月16日(土) 10:00~12:00
 平成29年9月16日(土) 13:00~15:00
 平成29年9月17日(日) 10:00~12:00
 平成29年9月17日(日) 13:00~15:00
 平成29年9月30日(土) 13:00~15:00
私がじっくり、しっかりご案内します。
必ず、事前にお申し込みください。
ご来園をお待ちしています。

昨日から始まった二学期。
実習はカツオの一本釣りに使う竿を作っていきます。


が!!
学園のロープワークの実習は一学期だけでは終わりません。
ほかの実習をするときも、必ずロープワークの復習を欠かしません。

そんなわけで、さっそくロープワークを行いました。
夏休み中に忘れたり、できなくなっている人多数。
「諦(あき)めるな、飽(あ)きるな」
の合い言葉で体が覚えるまでやるのが学園流です。

今日は防災訓練(ぼうさいくんれん)もありました。
備(そな)えあれば、憂(うれ)いなし!

学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp


 【船舶衛生管理者(せんぱくえいせいかんりしゃ)】
長期航海中の漁船で、けがや病気になったらどうなるでしょう。
救急車を呼ぶ...ことはできません。もし、陸地に近い場所なら海上保安部のヘリコプターが来てくれるときもあります。
それもダメなとき。なにせ、漁船には医師も看護師もいません。
そこで、船員の中の衛生管理者が応急処置をします。
衛生管理者は縫合(ほうごう)したり、注射したりなどを許可されています。
場合によっては、陸上の病院に無線で連絡して、医師の指示を受けます。
しかし、できることは限られます。
船ではケガをしない!健康を維持(いじ)する!がもっとも大事です。
そのためには先輩船員の言うことを素直に聞き、船のルールを守ること。
この当たり前のことがケガをしないことの基本です。
 
 園長のつぶやき
これは学園に来た求人票の写真です。
本物ですよ。遠洋マグロはえ縄漁船からです。

漁船員として、何が求められるかが適切にまとめられていると思い紹介しました。
大きな声で返事や挨拶(あいさつ)ができないと、例え先輩職員(せんぱいしょくいん)が新人船員を大事に育てようと思ってもどうして良いか分かりません。
昔のマグロ漁船は大金を稼ぐことできましたが、今はそんなことはありません。
...それでも、陸上よりも給料は高いし、生活費もかかりませんけど。
ですから、若い新人は大事に育てようとするのです。
これは、カツオ一本釣り漁船など他の漁船でも同じです。
他の船員と仲良くできない人は、沿岸漁業など一人で操業するしかありません。
でも、沿岸漁業は地域や漁業種の組織があり、やはり回りとうまくやれない人は孤立してしまい、良い漁師にはなれません。

コメント
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