静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

カツオの釣り込み練習始まる

2017年10月26日 09時42分05秒 | 実習

漁師になるための学校、漁業学園。
こんにちは、園長の青木です。
ホームページはこちらです。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/

11月の見学会は18,19日です。詳しくはホームページをご覧ください。
ご来園をお待ちしています。

そして焼津市近郊の方に!
今年も小川港さば祭りロープ教室をやりますよ!
無料の焼いたサバを食べたあとは、市場の一番奥にある学園のコーナーに来てくださいね。

カツオの釣込み練習始まりました。
乗船実習が近づいたことを実感です。

まずはカッパの準備から。
実習船でカッパをつり下げるために、えりの部分にヒモをつました。
学園ではロッカーにたたんで入れてありますからね。
乗船感を感じますね。

それから学園裏の川岸に移動。
先生から基本的な動作の説明を受けます。


そして2キロほどの軽い疑似(ぎじ)カツオを使って釣りあげて、抱えてとる練習です。
まだ疑似カツオが軽いの楽勝ですね。
このあと10kg以上の特大カツオまで練習します。
みんな音をあげないようにね!


学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp

 園長のつぶやき
県外の方から、学園の資料請求のお電話がありました。
お相手は中学三年生の息子を持つお父さん。
学園に興味を持たれたお父さんですが、息子さんが「漁師になる気持ちがあるかどうか聞いていない」とのこと。
しかも釣りが好き、魚が好き..と言うわけでもなさそう。

以前は、こんな感じで受験する生徒がいたんですよ。
それじゃあ、長続きしませんよ。
このお父さんにも、まず息子さん本人の意志を確認して欲しいとお伝えしました。

学園は保護者の方にとって、良い点がたくさんあります。
 入学金、授業料が無料。
 全寮制で子どもを預かってくれる。
 150万円の国からの給付がある。
 卒業後は確実に仕事がある。
などなど。
これらは大事なことだと思います。

ただし、漁師は安易にできる仕事ではありません
給料が良いと言っても、それと引き替えにがまんしなくてはいけないこともあります。
学園に在学中も海技士試験の勉強があります。
漁師は魚を捕る喜びがなければ続けることがむずかしいと思います。
好きだからやる!です。

それでも漁師になりたい!と言うお子さんは、学園で大事に育てますよ。

コメント
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