学園を卒業後は、すべての生徒が新米の漁師としてデビューします。
実際に就業して乗船するまでには、就職先の都合によって、1ヶ月以上も先になることがあります。
特に、昨年度卒業した生徒の中には、新型コロナの感染拡大の影響で船が出航できず、初出航までかなりの期間を要した生徒もいました。
一方、過去には、卒業式を待たずに就業した生徒もいたそうです。
今回、卒業する生徒の中で3月中旬に乗船初出航することとなった生徒がおり、その準備のため、卒業式の前に退園することとなりました。
就職先の計らいによって、卒業式には出席させていただけることとなりましたが、退園日となった週末、退園の挨拶を行うこととなりました。
残された生徒の代表からは、涙を誘う送る言葉が読み上げられました。
感動して涙ぐむ生徒もおり、一年間寝食を共にした仲間のきずなが生んだ光景でした。
彼は入学する前、他県の沿岸漁業の漁師として働いていました。
しかし、より高いレベルの漁師になりたいという強い意欲を持って、当学園に入学しました。
そのため、周りの生徒からは「兄貴(アニキ)」と呼ばれ、特に年下の生徒からは慕われていました。
入学後、本人の頑張りもあり、遠洋一本釣り漁船へ乗り組むことが決まりました。
新しい職場でも活躍してくれることを願い、見送りました。
※ 令和3年3月15日(月)、中学卒業生以上(見込みを含む)を対象とした、一般入試後期試験を実施します。
願書の受付は、令和3年3月1日(月)から令和3年3月10日(水)までです(最終日の消印有効)。
詳しくは、ホームページ https://gyogaku.com/recruitment/
をご覧ください。
※ 学園の見学説明会の申し込みを随時受け付けております。
漁師になることを考えている方、学園に興味のある方の来園をお待ちしています。
詳しくはホームページ https://gyogaku.com/setsumei/
をご覧ください。