実習船「やいづ」による乗船実習でカツオ一本釣り操業が一番、生徒の心に残る実習と思います。
かつお一本釣り操業の体験を「30分戦争」と題してS君が作文にしてくれました。
(11月1日と5日のブログで実習前の釣り込みの練習を紹介してますので、ご覧ください。)
(10月3日と4日のブログで紹介したジンベイザメが今年も見られました。)
今回の実習で一番思い出は、何と言ってもカツオの一本釣りだろう。
7kg級の大群との闘いは今でもはっきりと思い出せる。
という事で、操業に関して書きたいと思う。
予定より2日早い(11月)22日に操業を開始した。
初日は、(釣り)台に立つ事がしばしばあったが、1匹も釣ることができなかった。
2日目は、小物だが釣ることができた。
初めの頃は、カツオがバケ(疑似餌)を食ったら勢いよくハネ(釣竿)を上げてしまい、何本もホームランを出してしまった。
数を重ねていくうちに、バケを食われても焦ることなく、教わった通りやることができた。
しかし、カツオを上げてもバケをうまくはずすことが出来なかった。
最初は、散水したらバケを投げずっとバケを見ていたので、先生達が「きたぞ」と言っても全く分からなかったが、
数日して馴れた時、ふと顔を上げると、魚影や飛び跳ねる姿を見ることができた。
そこからは、操業中気合を入れるべきところとそこまで構える必要のないところと多少区別ができ、よりよく操業が行えたと思う。
そして、いよいよ7kg級の話にいきたいと思う。
この群れに当たったのは操業4日目のことだった。
この前日は、たくさん釣れた日だった。
しかし、僕は0-4のワッチ(午前0時~4時の当直)に入っていたため、その日の操業には参加していなかった。
なんとも悔しい思いをしていたため、燃えていた。
しかし、そんな思いとは裏腹にナブラ(カツオの群れ)は全くなかった。
今日はもう終わるのかなと思っていたら大物の群れがきた。
物(さかな)が大きく最初は2丁羽(2人一組、2本竿)でやった。
練習とは違う相手と組んだが、それなりに息も合い、釣ることができた。
その後、1丁(自分一人で一本の竿)にしたが、そこからが最高だった。
食った時の引きや上げる時の重量感など、なんとも楽しかった。
特に、カツオを上げてバケがはずれ、バケを入れたと同時にカツオが食うという流れが3回続いた時は、超気持ちがよかった。
この群れとの闘いは、30分以上にわたり、釣る楽しさと同時に最後の方は疲れが出てきて、厳しさも味わうことができ良かった。
この30分の闘いは、良い土産話になるし、忘れられない思い出になるだろう。
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かつお一本釣り操業の体験を「30分戦争」と題してS君が作文にしてくれました。
(11月1日と5日のブログで実習前の釣り込みの練習を紹介してますので、ご覧ください。)
(10月3日と4日のブログで紹介したジンベイザメが今年も見られました。)
今回の実習で一番思い出は、何と言ってもカツオの一本釣りだろう。
7kg級の大群との闘いは今でもはっきりと思い出せる。
という事で、操業に関して書きたいと思う。
予定より2日早い(11月)22日に操業を開始した。
初日は、(釣り)台に立つ事がしばしばあったが、1匹も釣ることができなかった。
2日目は、小物だが釣ることができた。
初めの頃は、カツオがバケ(疑似餌)を食ったら勢いよくハネ(釣竿)を上げてしまい、何本もホームランを出してしまった。
数を重ねていくうちに、バケを食われても焦ることなく、教わった通りやることができた。
しかし、カツオを上げてもバケをうまくはずすことが出来なかった。
最初は、散水したらバケを投げずっとバケを見ていたので、先生達が「きたぞ」と言っても全く分からなかったが、
数日して馴れた時、ふと顔を上げると、魚影や飛び跳ねる姿を見ることができた。
そこからは、操業中気合を入れるべきところとそこまで構える必要のないところと多少区別ができ、よりよく操業が行えたと思う。
そして、いよいよ7kg級の話にいきたいと思う。
この群れに当たったのは操業4日目のことだった。
この前日は、たくさん釣れた日だった。
しかし、僕は0-4のワッチ(午前0時~4時の当直)に入っていたため、その日の操業には参加していなかった。
なんとも悔しい思いをしていたため、燃えていた。
しかし、そんな思いとは裏腹にナブラ(カツオの群れ)は全くなかった。
今日はもう終わるのかなと思っていたら大物の群れがきた。
物(さかな)が大きく最初は2丁羽(2人一組、2本竿)でやった。
練習とは違う相手と組んだが、それなりに息も合い、釣ることができた。
その後、1丁(自分一人で一本の竿)にしたが、そこからが最高だった。
食った時の引きや上げる時の重量感など、なんとも楽しかった。
特に、カツオを上げてバケがはずれ、バケを入れたと同時にカツオが食うという流れが3回続いた時は、超気持ちがよかった。
この群れとの闘いは、30分以上にわたり、釣る楽しさと同時に最後の方は疲れが出てきて、厳しさも味わうことができ良かった。
この30分の闘いは、良い土産話になるし、忘れられない思い出になるだろう。
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