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実習船「やいづ」からの報告 (12月5日) かつお操業実習を終了した生徒たちの声

2012年12月05日 08時36分46秒 | 24年度 乗船実習
実習船「やいづ」は、10日間のカツオ操業実習を終了し、12月4日(火)8時にサイパンに入港したとの連絡が入りました。
マリアナ諸島の西側海域で、10日間操業を行い、約8トンの漁獲があったそうです。
生徒達の声が届きましたので、紹介したいと思います。

S君:朝、歯を磨こうとしたら、いきなり操業が始まり焦った。
   群れに当たり結構釣り上げることが出来、メチャクチャ楽しかった。
   局長(無線通信)の怒号があるとテンション上がるし、なぜかよく釣れた。
   最初の頃は、中サイズのカツオを上げるのも大変だったが、今は苦にならない。
   力ではなく、コツなんだということをしみじみ思った。

N君:操業では、自分達が作ったバケ(疑似餌)を使用するので、より一層楽しみでした。
   朝夕の時合(よく釣れる時間帯)の時に、自分は当直になってしまい、内心「釣れるな~」と祈っていた矢先に釣れてしまい、ガックリ。
   人生初のカツオを釣り上げた時には、胸躍る思いと、嬉しすぎて体が硬直したような感じが入ってました。

I君:釣り以外のシフト(釣った魚を冷凍庫から冷蔵庫へ移す作業)やカメ(魚槽)洗いの作業など、
   どれも来年からいけないことをひと足先にすることができて良かった。
   また、何をするにも迅速に動き、一つでも多くの仕事をすることの大切さを知った。
 
A君:糸が隣の人と絡むと迷惑がかかるので、とても焦り、やっとほどけた時は、冷や汗でびっしょりでした。
   また、飲み込まれたバケを外すのに、カツオの血がいたるところに飛び散り、口にも入ってしまった。
   カツオの血はよく分からない味だった。


 (写真は、昨年の乗船実習のものを使用しています)


  

  

  




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