静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

防災訓練

2024年09月03日 10時06分00秒 | 訓練
9月2日

台風10号により1週間ほど断続的に続いた豪雨で、鉄道の運休や道路の通行止めなど社会生活に大きな影響がありました。
土砂崩れなどの大きな被害の報告がされており、被災された方々にお見舞いを申し上げます。被災された地域の一日でも早い復興をお祈りしています。


静岡県地震防災センターの見学などで得た防災に関する知識を生かした訓練を行いました。
先生から訓練内容などの説明を受けた後、傷病者の安全確保や津波からの避難を訓練しました。

・ 傷病者の移動
傷病者の安全確保には、危険な場所から安全性が確保された場所に移動する必要があります。
そこで、3種類の移動方法を訓練しました。


最初に、人力のみでの移動訓練をします。
傷病者役の生徒を落とさないようにしっかりと抱えて運びます。

次に、毛布や丈夫な棒を使ってタンカを作り、傷病者役の生徒を乗せて運びます。
今回は、毛布と竹の棒でタンカを作りました。


最後に、椅子を使った方法を訓練しました。
傷病者役の生徒を椅子に座らせてから運びます。
人を運ぶのは、気を遣うし重いしと大変だったと思います。


・ 津波避難
実習船での演習が終わり上陸した後に地震が発生した想定で、素早く非難場所に移動する訓練を行いました。
実際には、校門から宿泊棟4階までを移動する訓練で、どの程度の時間を要するかを体感します。


安全が確保できている状況であれば、走って目的地に急ぎます。
生徒諸君の移動に要した時間は、40秒から1分程度でした。
夏の暑い時期に合羽を着用して走るのはキツかったですね。
走れない状況だと、計測した時間以上にかかります。
今回の訓練での時間をベースに、様々な条件での時間を考えておいてくださいね。
例えば,学園周辺であっても、小川市場など津波避難タワーがある場合に、どこに避難するのが安全なのかを考えてください。

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