今回の航海では、かつお操業実習が十分できたと思います。
実習船「やいづ」は、12月2日(月)には、沖縄の那覇港に入港し、上陸研修を行っています。
私の報告も遅れぎみですが、駆け足で追いつくようにします。
ロープの差し継ぎは、学園で力を入れているロープワークです。
陸上ばかりでなく、揺れる実習船の上でも「スパイキ」を床に置かないで行う練習をしてきました。
揺れる船上では、「スパイキ」が転がってしまうので、手から離さないことが条件になっているからです。
(11月29日 主直日誌から)
今日は、朝早くからナブラが見つかり、少し大きめのカツオを釣ることができました。
数は少なかったのですが、(専攻科の) 私はその中でも3本釣ることが出来たので嬉しかったです。
7時半を予定していた凍結シフトは午後から行うことになり、操業は夕食後からになりました。
凍結シフトでは、トン数は少ないものの、カツオの本数がかなりあり時間がかかりました。
暑い中でのシフトでしたが、しっかりと声を掛け合いながら怪我なく安全に作業を進めることが出来、よかったです。
夕食後の操業は、ナブラが4,5回来ました。
餌を撒いてカツオをおびき寄せ、目の前を通ったりしましたが、船の近くに近づいて来ず、竿に掛かることができませんでした。
目の前にカツオが見えているのに、釣り上げられず、漁業学園の生徒や専攻科の生徒も、とても悔しい思いをしていました。
(11月30日 主直日誌から)
今日は、朝から海が荒れていて、ラジオ体操がありませんでした。
ここまで荒れるのは今航海始まって以来のことで、朝から気分が悪かったです。
昨日は揺れを感じないほど凪が良かったのですが、今日は部屋中の荷物が落ちたりする程の激しい揺れ方でした。
本来行うはずだった調査もできませんでした。
何回も航海を行っている身ですが、改めて自然の恐ろしさを実感しました。
今日の課業では、漁業学園の生徒にロープワークの一種として刺し継ぎの方法を教わりました。
七本刺し、バックスプライス、二重ぼうずの3つで、どれも自分たちが教わったことがない刺し方でした。
刺し継ぎというのは、普通のロープワークと違い、主にロープの末端処理に使われる結び方です。
今まで自分たちがやってきたロープワークは、全て物を締めたり留めたりするやり方だったのでとても新鮮に感じました。
この中で、七本刺しとバックスプライスの二つはスパイキという道具を使用して、ロープの末端を編み込んで留めるものでした。
これがなかなか上手くいかず、スパイキの先端が親指に刺さってしまい、とても痛かったです。
さらに、自分たちの班は専攻科の中でも特にロープワークが苦手な3人だったので、
教えてくれた学園のA君とO君にはとても大変な思いをさせてしまい、申し訳なかったです。
学園の生徒は、学校にいる時は毎日練習しているようで、中には夏休みを返上して練習していた生徒もいたようです。
さて、明後日の12月2日はついに那覇入港です。
凪不良ですが、体調を崩さないように頑張りたいです。
(12月1日 主直日誌から)
昨日より凪は良くなりましたがまだ少し波が高く、今朝もラジオ体操がありませんでした。
午前中はいつもの課業があり、午後から航海コースの生徒が無線方位測定機の取扱について、学園の生徒にプレゼンを行いました。
今航海も色々とありましたが、カツオ一本釣りは、やっぱりとても楽しくやり甲斐があります。
前航海に比べ鰯の致死量が少なく、何回も釣る機会があり、専攻科、漁学とも満足した操業だったと思います。
今は沖縄に着くのが待ち遠しくて仕方ありません。
陸自体が約2週間ぶりで、修学旅行でも行けなかった所なので毎日のように沖縄の観光雑誌を友達と見ています。
沖縄には有名な観光名所やおいしい物がたくさんあるみたいなので、いい思い出が作れるよう楽しみたいです。
航海も残りわずかとなってきました。
漁業学園の人達とも沖縄や愛媛を楽しんで、忘れられない航海にしたいです。
最初はお互い遠慮しがちな仲でしたが、みんな明るく元気な性格だったため、今では夕食後などに仲良く団らんするようになりました。
しかし、まだ航海が終わってないことを自覚し、残りの航海を頑張ろうと思います。
実習船「やいづ」は、12月2日(月)には、沖縄の那覇港に入港し、上陸研修を行っています。
私の報告も遅れぎみですが、駆け足で追いつくようにします。
ロープの差し継ぎは、学園で力を入れているロープワークです。
陸上ばかりでなく、揺れる実習船の上でも「スパイキ」を床に置かないで行う練習をしてきました。
揺れる船上では、「スパイキ」が転がってしまうので、手から離さないことが条件になっているからです。
(11月29日 主直日誌から)
今日は、朝早くからナブラが見つかり、少し大きめのカツオを釣ることができました。
数は少なかったのですが、(専攻科の) 私はその中でも3本釣ることが出来たので嬉しかったです。
7時半を予定していた凍結シフトは午後から行うことになり、操業は夕食後からになりました。
凍結シフトでは、トン数は少ないものの、カツオの本数がかなりあり時間がかかりました。
暑い中でのシフトでしたが、しっかりと声を掛け合いながら怪我なく安全に作業を進めることが出来、よかったです。
夕食後の操業は、ナブラが4,5回来ました。
餌を撒いてカツオをおびき寄せ、目の前を通ったりしましたが、船の近くに近づいて来ず、竿に掛かることができませんでした。
目の前にカツオが見えているのに、釣り上げられず、漁業学園の生徒や専攻科の生徒も、とても悔しい思いをしていました。
(11月30日 主直日誌から)
今日は、朝から海が荒れていて、ラジオ体操がありませんでした。
ここまで荒れるのは今航海始まって以来のことで、朝から気分が悪かったです。
昨日は揺れを感じないほど凪が良かったのですが、今日は部屋中の荷物が落ちたりする程の激しい揺れ方でした。
本来行うはずだった調査もできませんでした。
何回も航海を行っている身ですが、改めて自然の恐ろしさを実感しました。
今日の課業では、漁業学園の生徒にロープワークの一種として刺し継ぎの方法を教わりました。
七本刺し、バックスプライス、二重ぼうずの3つで、どれも自分たちが教わったことがない刺し方でした。
刺し継ぎというのは、普通のロープワークと違い、主にロープの末端処理に使われる結び方です。
今まで自分たちがやってきたロープワークは、全て物を締めたり留めたりするやり方だったのでとても新鮮に感じました。
この中で、七本刺しとバックスプライスの二つはスパイキという道具を使用して、ロープの末端を編み込んで留めるものでした。
これがなかなか上手くいかず、スパイキの先端が親指に刺さってしまい、とても痛かったです。
さらに、自分たちの班は専攻科の中でも特にロープワークが苦手な3人だったので、
教えてくれた学園のA君とO君にはとても大変な思いをさせてしまい、申し訳なかったです。
学園の生徒は、学校にいる時は毎日練習しているようで、中には夏休みを返上して練習していた生徒もいたようです。
さて、明後日の12月2日はついに那覇入港です。
凪不良ですが、体調を崩さないように頑張りたいです。
(12月1日 主直日誌から)
昨日より凪は良くなりましたがまだ少し波が高く、今朝もラジオ体操がありませんでした。
午前中はいつもの課業があり、午後から航海コースの生徒が無線方位測定機の取扱について、学園の生徒にプレゼンを行いました。
今航海も色々とありましたが、カツオ一本釣りは、やっぱりとても楽しくやり甲斐があります。
前航海に比べ鰯の致死量が少なく、何回も釣る機会があり、専攻科、漁学とも満足した操業だったと思います。
今は沖縄に着くのが待ち遠しくて仕方ありません。
陸自体が約2週間ぶりで、修学旅行でも行けなかった所なので毎日のように沖縄の観光雑誌を友達と見ています。
沖縄には有名な観光名所やおいしい物がたくさんあるみたいなので、いい思い出が作れるよう楽しみたいです。
航海も残りわずかとなってきました。
漁業学園の人達とも沖縄や愛媛を楽しんで、忘れられない航海にしたいです。
最初はお互い遠慮しがちな仲でしたが、みんな明るく元気な性格だったため、今では夕食後などに仲良く団らんするようになりました。
しかし、まだ航海が終わってないことを自覚し、残りの航海を頑張ろうと思います。
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