静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

施設見学 スズキ歴史館

2017年03月02日 09時01分08秒 | 研修・見学

ホームページでお知らせしているように来年度入学生の追加募集をしています。
漁師になりたい人は学園に来てください。漁師になるために必要なことを1年かけて学びます。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/canvas_life.html

さて、47期生の最後の施設見学。
ヤマハさんに続いて、浜松市にあるスズキ歴史館に行ってきました。
スズキ本社の正面にあります。
https://www.suzuki-rekishikan.jp/

浜松と言えば物作りの街。
豊田佐吉、本田宗一郎、高柳健次郎など誰もが知っている偉人を輩出しています。
スズキも大工から身を起こした鈴木道雄により、1909年に織機メーカー「鈴木式織機製作所」として創業されました。
この歴史館にも織機が展示されていました。

工場見学はできませんでしたが、3Dシアターで自動車のできる工程を知ることができました。

船外機のカットモデルも、内部構造がわかってGOOD!

浜松の企業らしく、大きな凧揚げで有名な浜松祭りの展示もありました。
47期生で浜松出身の生徒がいますが、浜松祭りで鳴り響くラッパの監督をやっているそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=cPbKaQUCEfU
http://hamamatsu-daisuki.net/matsuri/
で監督って??何するの?
今度、監督しているところを見せてね。

遠州灘の大きな写真が床にあって、やはり地元の生徒が
「自分の家はここ」
と教えてくれました。

スズキのオートバイ、クルマの歴史が分かると同時に、浜松の勉強もできるスズキ歴史館。
お勧めですよ。

【浜松の漁業】
浜松沖に広がる遠州灘。
砂地の大陸棚で、回遊魚の大きな漁場はありません。
漁獲の主体はシラスになります。
そして、水揚げ量自体は多くないですが重要なのがトラフグ。
これは観光資源としても役立っています。
しかし、浜名湖内になると状況が一変。
アサリ、カキ、ノリ、クルマエビ、ガザミ、ドーマン(ノコギリガザミ)などなど。
さらに浜名湖周辺のウナギや鮎の養殖。
多くの生物にあふれています。

 園長のつぶやき
来週の卒業式を控え、どんなことを話そうか考えています。
小さい学校なので、園長と言えど一人一人の顔が思い浮かびます。
できれば、心に残る言葉を言いたいですが、果たしてどうなるやら...
園長になって1年目の私としては、今となって
「ああすれば良かった」
と言うことがたくさんあります。
今回の施設訪問も、もっと早い時期にやれば良かったです。
反省点は来年度の48期生に活かして行きます。

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施設見学 ヤマハ発動機

2017年03月01日 14時42分36秒 | 研修・見学

ホームページでお知らせしているように来年度入学生の追加募集をしています。
漁師になりたい人は学園に来てください。漁師になるために必要なことを1年かけて学びます。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/recruit.html

さて、47期生の最後の施設見学。
ヤマハのモーターサイクル組み立て工場とスズキ歴史館に行ってきました。

ヤマハ発動機は磐田市の本社周辺に工場、ジュビロスタジアム、コミュニケーションプラザが集まっています。
まずは展示施設であるコミュニケーションプラザで館長からヤマハ発動機がエンジンを使った様々な乗り物を製造しています。

そして、近隣の工場に整列して移動です。
工場内は写真撮影禁止なので、ご紹介できません。
工場見学の後、再び整列してコミュニケーションプラザに戻ります。

質疑になり生徒から
「無人ヘリをカツオを見つけるのに使えないか?」
との質問があり、館長から
「アイデア、いただきました」
と、検討すると言うお返事でした。

この後、それぞれが素敵なオートバイにまたがったり、コミュニケーションプラザを見学。

最後に3階のプラザカフェで昼食を取りました。

スズキ歴史館の見学については、また明日。

午前中に焼津水産高校の卒業式に参列してきました。
今年の卒業生は漁業にも多く就職するそうです。
学園生と同じ船に乗ることもありそうですね。

【ヤマハ発動機と漁業】
ヤマハ発動機と言えば、Revs Your Heart 心躍るモーターサイクルを作っています。
一方で、日本における船外機エンジンのパイオニアです。

現在でも圧倒的なシェアを誇り、特に東南アジアの漁業を支えています。
以前放映されたプロジェクトXで、ヤマハ職員が船外機とともに日本の漁業を東南アジアに紹介した番組があります。
漁業とエンジンの二つの技術が東南アジアの発展に役だっています。
今回、ご説明いただいた館長さんも、この船外機の開発に携わっていたそうです。

 園長のつぶやき
安全管理が行き届いており、さらに小さなネジまでトルクレンチを使って規定値で締め上げていたのが印象的でした。
ラインで生産するものと、二人一組で最初から完成まで行う機種があり、職員の多くは自分の手で全行程を行うことを希望するそうです。
しかし、全行程をやるには技術を積む必要があり、それがモチベーションの向上につながっているそうです。
漁師の仕事も、最初は雑用的なことから始まり、徐々に責任ある仕事を任せられます。
どの仕事も同じだなあ、と感じました。

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