卒業式を終え、第47期生も新しい漁師になるために巣立っていきました。
しばらくは生徒のいない静かな学園です。
しかし、今日は追加の入学試験。私を含め、職員は忙しいです。
と言うのも、金曜日には入学オリエンテーションがあるので、本日中に合否を決め、明日には合格発表です。
ともあれ、受験者した方はお疲れ様でした。
さて、来年度用の生徒募集ポスターとスクールガイドができました。
下の写真はアイコンなので、クリックすると大きく表示されます。(A3サイズなのでご注意ください!)
どちらも、大幅にリニューアルしました。
表紙・裏表紙
2・3ページ
4・5ページ
6・7ページ
ポスターのできはどうでしょう?
学園の主役、漁師を目指す生徒を全面に出しましたよ
コメントをお待ちしています。
ちなみに、これまでのものはこちら。
スクールガイドは近いうちにダウンロードできるようにしますが、
紙の資料で欲しい方は、学園にご請求ください。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
【学園生の就職先】
47期生の就職先です。
遠洋漁業
カツオ一本釣り 5
海まき 1
マグロはえ縄 1
沖合漁業
キンメダイ底建てはえ縄 2
大型まき網 2
棒受網 2
沿岸漁業
定置網 1
シラス船曳 1
遠洋、沖合は船が大きくなるので役職に就くためには海技士資格が必要になります。
航海日数も長いし、漁師としての技術も高いものが要求されます。
今年の生徒では、食物アレルギーのため沿岸漁業に就職した人がいますが、体質的な特性も必要です。
いろいろな事情を踏まえて、適切な漁業が選べるのも学園のメリットの一つです。
園長のつぶやき
35歳の方から電話ありました。
「すぐに漁船に乗りたい」
どうも、学園を学校とは知らず、就職斡旋するところと勘違いしていたようです。
どこで得た知識か分かりませんが
「オホーツクに行けば月に100万円になる...」
と、高額収入目当てのようでした。
少なくとも静岡県には、そんな漁業はないです。
この方、漁船の経験も、海技士などの資格もないとのこと。
未経験で、その収入は難しいと思いましたが、すぐに漁船乗りたいと言うので
宮城県北部船主協会に相談することをお勧めしました。
少なからず、このような方はいらっしゃいます。
そんな簡単に稼げるなら、学園なんて要らない訳で...
そして、漁師になるために何より大事なのは(長くなるので明日にします)
いずれにしても、漁師になりたい人は、学園で学ぶことをお勧めします!
1年間は、決して無駄ではないですよ!!