(承前)
いま手元に掲載誌がないので正確な引用ができないのだが小説家の池澤夏樹氏がかつてこんなエッセイを書いていた。
人間はなぜ恐竜が好きなのか?
それはひとりぼっちだからではないのか。100メートルで世界新記録を出そうが、人工衛星を打ち上げようが、それは人間の世界の中のことでしかない…。
人間はさびしいのだ。
CAI02でSanghee Songさんの作品を見たとき、まっさきに思 . . . 本文を読む
韓国の名門、梨花女子大出身で、現在はアムステルダムを拠点に活動しているSanghee Song (シャンヒ・ソン)さんの、札幌では6年ぶりの個展。
前回は、エスエアの招きで札幌に滞在し、個展をひらいている。
今回は、メーンとなる映像作品(たぶん、これが「The sixteenth book of Metamorphoses 」だろう)を正面に投影し、もうひとつの作品(映像はふたつ)を側面に . . . 本文を読む
2009年3月3日、北海道新聞の釧路地方版から。
道立釧路芸術館の五十嵐聡美学芸員(45)が7日、オーストラリアで開かれる国際シンポジウム「明治時代の日本文化」で、江戸中期のアイヌ風俗画の絵師、小玉貞良(ていりょう)が描いた「蝦夷国魚場風俗図巻(えぞこくぎょばふうぞくずかん)」について講演する。五十嵐さんは「詳しい説明をすることで、オーストラリアの人たちの絵の見方も変わると思う」と話している . . . 本文を読む