守分(もりわけ)さんは札幌在住で、ほぼ毎年ギャラリーミヤシタで個展をひらいています。
以前は、南国の海の生物やサンゴなどを思わせる有機的な形態をまばゆい色彩で描いていましたが、ここ数年画風が一変しました。
ちょうど、畑作地帯を撮った航空写真か地図のように、不定形の区劃(くかく)が併存しています。
今回の個展には10点あまりが並んでいます。題はついていません。
ただ色を塗り分けたの . . . 本文を読む
北海道新聞2009年3月10日から。
共同通信の配信記事です。
江戸時代中期の画家、円山応挙(1733-95年)が描いたついたてが、真宗大谷派の本山・東本願寺(京都市下京区)で見つかり、10日、報道陣に公開された。
冬の山あいに立つマツに雪が積もり、そばでつがいのシカが戯れる構図の淡彩画。鑑定した狩野博幸同志社大教授(近世絵画)が「雪中松鹿図」と命名した。画面左下に応挙の落款があるほか . . . 本文を読む
TO OV cafe(ト・オン・カフェ 中央区南9西3 マジソンハイツ)の看板は、この会場で昨年11月に個展をひらいた札幌の若手画家、高幹雄(たか・みきお)さんの手になるものです。
いつも個展で発表しているのとはちがうタイプの、楽しげな絵ですね。
■高幹雄個展(2008年11月)
札幌でも、ギャラリーとカフェ(喫茶店、飲食店)の機能をあわせもったところが増えてきているようです。
た . . . 本文を読む
「やれやれ」や「2009年3月13日は11カ所」で書き忘れていたが、
3月12日は出勤前に紀伊国屋書店札幌本店のギャラリーへ足を運び、最終日をむかえた木村環展を見た。
ものすごいペースの発表だけど、新作もかなりあった。
彼女の鉛筆画にはいつも個々の題がついていない。今回の新作では、入り口附近にあった、卵と裸婦を組み合わせた、縦に細長い構図の5点連作が目を引いた。
もともと彼女の絵に登場する . . . 本文を読む