北海道美術ネット別館

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2015年10月18日は9カ所(1)

2015年10月20日 20時38分53秒 | つれづれ日録
 朝、目が覚めたが、体が重い。
 つい二度寝してしまったが、この日で終わる「久野志乃個展」だけは見ておかないとと思い、お昼少し前に家を出た。
 屋外は前日に引き続き小春日和で、紅葉が目にまばゆい。

 地下鉄南北線を幌平橋でおりて、ジェイアール北海道バスの山鼻線に乗り継ぎ、終点の啓明ターミナルへ。
 同ターミナルから、久野志乃個展の会場であるギャラリー門馬までは歩いて9分ほどである。

 あたりには、歩行の妨げになるのではないかと思うぐらい、雪虫が飛びかっている。
 とくに、木がはえているところがすごい。

 幸い、個展会場への客足はちょうどいいあんばいで、人が来ないわけでも、混雑するわけでもなく、いろいろと彼女に話を聞くことができた。

 ギャラリーを出ると、すっかり雲が上空を覆っていた。

 旭ケ丘から条丁目地区に通じる階段を下って、南11条西22丁目の停留所まで来たら、大通西4丁目行きのバスがちょうど近づいてきた。

 なお、ここの停留所のひさしは、札幌市の花(スズラン)、鳥(カッコウ)、木(ライラック)をあしらった、おそらく1970年代に市が設置したものだが、老朽化のため今月中に撤去されるとのことである。

 バスが南6西20を過ぎると、ギャラリーミヤシタに寄るべきか、一瞬迷ったが、まだ会期が1週間あるので、もしかしたらウイークデーに来る機会があるかもしれないと思い直した。
 しかし、資料館とnecco(Sapporo Underground ネッコ)には寄った方が良いと思い、中央区役所前で降車することにした。

 大通公園の11丁目では、革マル派が集会を開いていた。
 反帝反スタの旗の下に集う戦闘的労働者がなんたら、と演説していたが、SEALDsなどからも徹底的に排除されているこの老集団は今後どうなっていくのだろうと、腰をたたきながら旗を持っている男性の姿を見ながら、ぼんやりと思う。(この段落、後に追加)

 necco では「SapporoSteampunk 雪花蒸気機関展」(この日終了)。

 この会場は、いつも仕事帰りに来るので、明るい時間帯は初めてだ。

 スチームパンクをテーマにした小物や衣服が並んでいたが、なにぶんこの方面に疎い筆者には、ゴシックリバイバルとどう違うのか、よくわからない(要するに、パッと見は、ゴシックっぽい)。スチームパンクなる概念を理解しようと、最近になって「ディファレンス・エンジン」を読み始めているのだが、やっぱりいまひとつ理解できないのだ。

 それにしても、このグループ展を組織したのが、女子高校生と知り、それはすごいと思った。

 近くにあるコンチネンタルギャラリーの書展、社中の代表が島田青丘さんと知り、少し気になったが、時間がないのでパスし、西11丁目駅から地下鉄に乗って、北12条駅へ向かった。



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