道立釧路芸術館で、ユニークな展覧会が開かれています。
ゆらめく光と水のインスタレーション「雫を聴く」シリーズで知られる札幌の佐々木秀明さんの展覧会なのですが、会期中、5人と順次共作するというもの。
7月24日(日)から8月28日(日)までの会期中、おおむね毎週、一人ずつと組みますが、佐々木さんのみの展示の期間もあります。
(月曜は休み。ただし8月8日は開館。午前9時半~午後5時=毎週金曜は午後8時まで夜間開館)
以前、当ブログで、コラボレートしてくれる5人のアーティストを募集しました。
顔ぶれと日程は次の通りです。
第1期=響きと共振
7月26日(火)~31日(日)、神谷泰史さん「drip:transition」
佐々木秀明の作品が発する水滴の響きを素材にした音響作品の展示
(ツイッターアカウント @ishicca
□http://windtail.com/)
神谷さんは札幌出身、東京在住のサウンドアーティスト。
下に過去の発表へのリンク有り。上京後も多彩に活動。CD発表も。
第2期=光と共振
8月2日(火)~7日(日)、斉藤幹男さん「Cutting Lucida」
佐々木秀明作品の光の像を素材に、映像作品を制作する市民参加ワークショップおよびワークショップで制作した作品の上映
※8月2日はワークショップ。6、7日は毎時0分から斉藤さんの作品上映。
斉藤さんは札幌の映像作家。
フランクフルトで学び、欧洲各地で作品を発表。帰国後は、JRタワーのARTBOXでの発表や、楢原さんとのコラボレーションも。
(8日は佐々木さんの作品のみ)
第3期=水と共振
8月9日(水)~14日(日)、小笹純弥さん「水の花 水の根」
冬季、凍結した北海道の湖沼の水面を被写体にした写真作品の展示
小笹さんは釧路管内弟子屈町在住の写真家。2010年、第3回田渕行男賞アサヒカメラ賞。
(16日は佐々木さんの作品のみ)
第4期=余韻と共振
8月17日(水)~21日(日)午前11時~、午後2時~、ただし19日(金)のみ午後2時~、同7時~、各回20分程度、中島杏子「静謐なひととき」
J.S.バッハ作曲 無伴奏チェロ組曲の5日間連続演奏
中島さんは札幌のチェロ奏者。東京藝大を卒業し、ケルン音大アーヘン校修士課程を修了。2009年から、自主映画制作グループ「映像庫」とコンサート企画も。
第5期=身体と共振
8月23日(火)~28日(日)午後2時~、ただし23、27日は午後6時半~(入場料一般2500円、大学生以下1500円)、工藤丈博さん「光をめぐる身体」
舞踏作品の6日間連続上演
工藤さんは東京在住の舞踏家。山海塾、アスベスト館に参加後、97年に自らの集団「東京戯園館」を設立。
佐々木さんは1958年東京生まれ。
1982年、筑波大芸術専門学群卒。
佐々木さんの作品をご覧になったことのない方はぜひ。
下のリンクで、
■佐々木秀明個展 雫を聴く2007
に、当ブログではいちばんきれいな写真が載っています。
それが、音楽や舞踏など、異なる分野とタッグを組むところが、美術館の企画としては異色で、非常に興味深いです。
ところで、話は変わりますが、釧路芸術館のブログができてたんですね。
この展覧会の紹介は、
http://blog.goo.ne.jp/kushiro-artmu/e/943c508daf94e4d8112f674fbc95f755
に載っていますので、ご覧ください。
道立釧路芸術館(釧路市幸町4)
一般500(400)円、高大生200(100)円、小中生100(50)円
・5回券は一般2000円、高大生500円、小中生250円
・( )内は、10人以上の団体、親子(高校生以下の子とその親)、リピーター割引(本年度の展覧会チケットを持参の方)
・障害者手帳などをお持ちの方は無料
■半円形-ものがたり展(2011年5月)
2010年 個展「雫を聴く 水と光 波紋の投影による静謐な空間」(札幌・レッドベリースタジオ)
■さっぽろフォトステージ (2008年)
■北の彫刻展-心の中の自由な世界(佐々木さん出品。2008年。画像なし)
■佐々木秀明個展 雫を聴く2007
■渡辺博史・佐々木秀明写真展(07年5-6月)
2005年 うちのDEアート(新潟市)
2004年 ルレオ ウインタービエンナーレ(スウェーデン 、ルレオ)
2003年 ルレオ サマービエンナーレ(スウェーデン、ノルボッテン美術館)
2002年 北方都市会議INあおもり-AIR/北方都市美術展(国際芸術センター青森)
■北の創造者たち2001
■美登位創作の家アートプロジェクト2000 記憶の繭
1992年 映画「アンモナイトのささやきを聞いた」美術監督。札幌、東京で公開記念展
1991年 個展 Galerie Nord-Est(フランス、95、98年にも)
1987年 「イメージ・響 北海道の美術」(道立近代美術館)
1986年 ユリイカ賞展(札幌、ギャラリーユリイカ)出品。第2回ユリイカ賞受賞
■遠くを聴く この言葉で繋がる7人の世界(2009年)
■500m美術館(2008年)
■神谷泰史個展「ubiquitous music」(2005年)
=以上三つは神谷さん出品
■斉藤幹男 Stripes too Stripes (2009~10年)
・JR釧路駅から1.2キロ、約15分
・くしろバス「十字街」「十字街7丁目」から約5分
・フィッシャーマンズワーフ「MOO」(長距離バスのバス停あり)からすぐ
ゆらめく光と水のインスタレーション「雫を聴く」シリーズで知られる札幌の佐々木秀明さんの展覧会なのですが、会期中、5人と順次共作するというもの。
7月24日(日)から8月28日(日)までの会期中、おおむね毎週、一人ずつと組みますが、佐々木さんのみの展示の期間もあります。
(月曜は休み。ただし8月8日は開館。午前9時半~午後5時=毎週金曜は午後8時まで夜間開館)
以前、当ブログで、コラボレートしてくれる5人のアーティストを募集しました。
顔ぶれと日程は次の通りです。
第1期=響きと共振
7月26日(火)~31日(日)、神谷泰史さん「drip:transition」
佐々木秀明の作品が発する水滴の響きを素材にした音響作品の展示
(ツイッターアカウント @ishicca
□http://windtail.com/)
神谷さんは札幌出身、東京在住のサウンドアーティスト。
下に過去の発表へのリンク有り。上京後も多彩に活動。CD発表も。
第2期=光と共振
8月2日(火)~7日(日)、斉藤幹男さん「Cutting Lucida」
佐々木秀明作品の光の像を素材に、映像作品を制作する市民参加ワークショップおよびワークショップで制作した作品の上映
※8月2日はワークショップ。6、7日は毎時0分から斉藤さんの作品上映。
斉藤さんは札幌の映像作家。
フランクフルトで学び、欧洲各地で作品を発表。帰国後は、JRタワーのARTBOXでの発表や、楢原さんとのコラボレーションも。
(8日は佐々木さんの作品のみ)
第3期=水と共振
8月9日(水)~14日(日)、小笹純弥さん「水の花 水の根」
冬季、凍結した北海道の湖沼の水面を被写体にした写真作品の展示
小笹さんは釧路管内弟子屈町在住の写真家。2010年、第3回田渕行男賞アサヒカメラ賞。
(16日は佐々木さんの作品のみ)
第4期=余韻と共振
8月17日(水)~21日(日)午前11時~、午後2時~、ただし19日(金)のみ午後2時~、同7時~、各回20分程度、中島杏子「静謐なひととき」
J.S.バッハ作曲 無伴奏チェロ組曲の5日間連続演奏
中島さんは札幌のチェロ奏者。東京藝大を卒業し、ケルン音大アーヘン校修士課程を修了。2009年から、自主映画制作グループ「映像庫」とコンサート企画も。
第5期=身体と共振
8月23日(火)~28日(日)午後2時~、ただし23、27日は午後6時半~(入場料一般2500円、大学生以下1500円)、工藤丈博さん「光をめぐる身体」
舞踏作品の6日間連続上演
工藤さんは東京在住の舞踏家。山海塾、アスベスト館に参加後、97年に自らの集団「東京戯園館」を設立。
佐々木さんは1958年東京生まれ。
1982年、筑波大芸術専門学群卒。
佐々木さんの作品をご覧になったことのない方はぜひ。
下のリンクで、
■佐々木秀明個展 雫を聴く2007
に、当ブログではいちばんきれいな写真が載っています。
それが、音楽や舞踏など、異なる分野とタッグを組むところが、美術館の企画としては異色で、非常に興味深いです。
ところで、話は変わりますが、釧路芸術館のブログができてたんですね。
この展覧会の紹介は、
http://blog.goo.ne.jp/kushiro-artmu/e/943c508daf94e4d8112f674fbc95f755
に載っていますので、ご覧ください。
道立釧路芸術館(釧路市幸町4)
一般500(400)円、高大生200(100)円、小中生100(50)円
・5回券は一般2000円、高大生500円、小中生250円
・( )内は、10人以上の団体、親子(高校生以下の子とその親)、リピーター割引(本年度の展覧会チケットを持参の方)
・障害者手帳などをお持ちの方は無料
■半円形-ものがたり展(2011年5月)
2010年 個展「雫を聴く 水と光 波紋の投影による静謐な空間」(札幌・レッドベリースタジオ)
■さっぽろフォトステージ (2008年)
■北の彫刻展-心の中の自由な世界(佐々木さん出品。2008年。画像なし)
■佐々木秀明個展 雫を聴く2007
■渡辺博史・佐々木秀明写真展(07年5-6月)
2005年 うちのDEアート(新潟市)
2004年 ルレオ ウインタービエンナーレ(スウェーデン 、ルレオ)
2003年 ルレオ サマービエンナーレ(スウェーデン、ノルボッテン美術館)
2002年 北方都市会議INあおもり-AIR/北方都市美術展(国際芸術センター青森)
■北の創造者たち2001
■美登位創作の家アートプロジェクト2000 記憶の繭
1992年 映画「アンモナイトのささやきを聞いた」美術監督。札幌、東京で公開記念展
1991年 個展 Galerie Nord-Est(フランス、95、98年にも)
1987年 「イメージ・響 北海道の美術」(道立近代美術館)
1986年 ユリイカ賞展(札幌、ギャラリーユリイカ)出品。第2回ユリイカ賞受賞
■遠くを聴く この言葉で繋がる7人の世界(2009年)
■500m美術館(2008年)
■神谷泰史個展「ubiquitous music」(2005年)
=以上三つは神谷さん出品
■斉藤幹男 Stripes too Stripes (2009~10年)
・JR釧路駅から1.2キロ、約15分
・くしろバス「十字街」「十字街7丁目」から約5分
・フィッシャーマンズワーフ「MOO」(長距離バスのバス停あり)からすぐ