(承前)
4月21日の日程と、ブログをアップする順番とが、まったくてんでばらばらになっていますが、ご容赦ください。
写真展のタイトルには「IV」とありますが、前回までは札幌には巡回していないと思われます。
筆者は初めて見る写真家ですが、いやぁ、美しい!
桜の写真なんておおむねパターンが定まっているのではないかと、あまり期待しないで見たのですが、その予想は裏切られました。
これほど多彩な桜の写真があるとは思わなかったです。
さすが、桜前線を追いかけて、全国を旅しているだけのことはあると思いました。
福島県の、季節外れの雪をまとった桜の木。
新潟県十日町市の、夕焼け空を反射した棚田のほとりに立つ桜の木。あたりには、豪雪地帯らしく残雪がそこかしこにあります。
特記したいのは、桜といっても、ピンク色だけでなくさまざまな色が表現されていること。
奈良県吉野の夜明けの桜は、題名の瑠璃色の通り、青っぽく見えますし、「黄金色の朝」という作品ではまばゆいばかりの黄色に輝いています。
もうひとつ、北海道の桜をとらえた作品が多いのもうれしかったです。
水たまりにうつる二十間道路。
針葉樹(おそらくカラマツ)の防風林を透かして差し込む陽光に輝く北見の桜。
津別の双子の桜や松前城。
筆者は、葉が一緒に出てくる北海道のエゾヤマザクラについて
「花が先に咲く本州のソメイヨシノの方がいいなぁ」
と思っていましたが、今回の写真展を見て、北海道の桜も恥じることはないと、思い直しました。
とりわけ、釧路管内弟子屈町で、さえざえとした月光のもとでぽつんと花開く桜については、幻想美の極致と感じました。
北海道への桜前線の上陸にはまだ少し時間があります。
美しい写真を見て、桜前線の到来がいよいよ待ち遠しくなりました。
2018年4月20日(金)~25日(水)午前10時~午後6時
富士フイルムフォトサロン札幌(札幌市中央区大通西6 富士フイルム札幌ビル)
□桜行脚 http://sakuraangya.web.fc2.com/
4月21日の日程と、ブログをアップする順番とが、まったくてんでばらばらになっていますが、ご容赦ください。
写真展のタイトルには「IV」とありますが、前回までは札幌には巡回していないと思われます。
筆者は初めて見る写真家ですが、いやぁ、美しい!
桜の写真なんておおむねパターンが定まっているのではないかと、あまり期待しないで見たのですが、その予想は裏切られました。
これほど多彩な桜の写真があるとは思わなかったです。
さすが、桜前線を追いかけて、全国を旅しているだけのことはあると思いました。
福島県の、季節外れの雪をまとった桜の木。
新潟県十日町市の、夕焼け空を反射した棚田のほとりに立つ桜の木。あたりには、豪雪地帯らしく残雪がそこかしこにあります。
特記したいのは、桜といっても、ピンク色だけでなくさまざまな色が表現されていること。
奈良県吉野の夜明けの桜は、題名の瑠璃色の通り、青っぽく見えますし、「黄金色の朝」という作品ではまばゆいばかりの黄色に輝いています。
もうひとつ、北海道の桜をとらえた作品が多いのもうれしかったです。
水たまりにうつる二十間道路。
針葉樹(おそらくカラマツ)の防風林を透かして差し込む陽光に輝く北見の桜。
津別の双子の桜や松前城。
筆者は、葉が一緒に出てくる北海道のエゾヤマザクラについて
「花が先に咲く本州のソメイヨシノの方がいいなぁ」
と思っていましたが、今回の写真展を見て、北海道の桜も恥じることはないと、思い直しました。
とりわけ、釧路管内弟子屈町で、さえざえとした月光のもとでぽつんと花開く桜については、幻想美の極致と感じました。
北海道への桜前線の上陸にはまだ少し時間があります。
美しい写真を見て、桜前線の到来がいよいよ待ち遠しくなりました。
2018年4月20日(金)~25日(水)午前10時~午後6時
富士フイルムフォトサロン札幌(札幌市中央区大通西6 富士フイルム札幌ビル)
□桜行脚 http://sakuraangya.web.fc2.com/
(この項続く)