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■杉田光江展 森・生命体・再生 小さな種子が、架空の森を作ります。(2015年10月31日~11月16日、札幌)

2015年11月15日 23時43分48秒 | 展覧会の紹介-現代美術
 




 杉田光江さんは植物を素材とした大規模なインスタレーションで知られる。

 道立旭川美術館の「ふわふわワンダーランド」展や、札幌芸術の森美術館「冬の花畑」展など、美術館のグループ展でも活躍してきた。

 杉田さんの作品は、その圧倒的な生命力の発露に驚かされる。それ以上のことばも説明もいらないのではないか。


 少し付け加えると、天井から吊り下げられているのは、ホルジュームというイネ科の種子で、ネットを分解してはしご状にしたものに種子をからめている。

 床に置かれているのはガマ。
 きりたんぽのような形状は、湿っぽい空き地などでよく見るが、これが秋になって白くなり爆発したようになるというのだ。

 それにしても、これだけの種子を集めて、保管しておくのは大変な根気が必要だと思う。
 杉田さんの粘りにあらためて脱帽です。 



2015年10月31日~11月16日(月)正午~午後6時、火休み
ギャラリーレタラ(札幌市中央区北1西28)




杉田光江展 (2009)

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杉田光江展(2001年、画像なし)


・地下鉄東西線「円山公園」駅・円山公園駅バスターミナルから約360メートル、徒歩5分
・同「西28丁目駅」から約540メートル、徒歩7分

・ジェイアール北海道バス、中央バス「円山第一鳥居」から約690メートル、徒歩9分
※小樽行き都市間高速バス全便(北大経由除く)と、手稲、銭函方面行きの全便が止まります


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